両国橋の東詰に「ももんじや」があります。享保3年(1718)創業で、もと
は漢方の薬屋さんだったそうです。薬の一種として出した「猪」が人気商品になっ
て、料理屋に転身したとのことです。
店先の格子状シャッターの内側には「猪」がぶら下げられています。
「ももんじ」は百獣のことで、四つ足の動物を扱うことが屋号の由来です。昔か
ら猪の肉は、冷え性や疲労回復に効果があり、肉食を禁じられていた江戸時代でも
「山くじら」と称して食べられていました。猪の肉は味噌仕立てのすき焼きにしま
す。その他、鹿の刺身、狸汁など、他ではめったに味わえない肉料理が食べられる
そうですよ。狸汁なんか おとぎばなしのような話ですが、一度ためしてみたいで
すね。(高札の説明です)
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