散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

徳川家宣胞衣塚 (根津神社境内)

2008-08-09 07:37:57 | Weblog
 

 

 十箇ばかりの石が雑然と積み重ねてあるところは、六代将軍徳川家宣の胞衣を埋

めたところと伝えられています。胞衣(えな)とは、胎児(母体の中の子)を包んだ膜

と胎盤をいいます。  

 われわれの祖先が胞衣を大切に扱ったことは、各地の民族伝承にあります。関東

では、家の床下や入り口の敷居の下に埋めたといわれています。

 一方、上流の階層では、胞衣塚を築くことが早くから行われたといいます。この

根津神社境内は、五代将軍綱吉の兄綱重の山手屋敷(別邸)で、綱重の長子家宣は

寛文2年(1662)4月5日ここで生まれました。その胞衣は誕生したこの敷地内

に納められたわけです。将軍の胞衣塚ながら、庶民の民族の理解の上で貴重なもの

とされています。(文京区教育委員会) 

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