散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

佃島渡船跡 (佃1丁目)

2007-01-15 08:13:09 | Weblog
 

 

 隅田川に自然にできた中州が佃島です。徳川初代将軍の家康の時、摂津の国佃村

の漁師を招いて住まわせたところといいます。この島と対岸、現在の佃大橋西詰め

付近との間を通ったのが「佃の渡し」です。

 明治9年7月には、渡し銭1人5厘の掲示札の下付を願い出ています。大正15

年東京市の運営に移り、昭和2年3月に無償の曳船渡船となりました。この石碑は

この時に建てられたものです。昭和30年7月には、1日70往復となりましたが

昭和39年8月、佃大橋の完成によって廃止されました。東京オリンピックの年で

すね。渡船の歴史を記念する区民文化史跡として、中央区民文化財に登録されてい

ます。  

 佃大橋架橋から約40年、隅田川堤から対岸を眺めると、大橋の向こうには高層

ビルのセントルークスタワーの威容が見えます。

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