鉄砲洲稲荷神社は、江戸湊の入り口に鎮座する神社として、地域の人々の信仰を
集めてきました。寛永元年(1624)頃、稲荷橋南東詰に祀られましたが、明治
元年(1868)現在地に移転し、今日に至っております。
関東大震災で被害を受けた境内は、昭和10年(1935)より復興整備され、
正面中央奥の社殿、神楽殿。摂社八幡宮、手水舎、神輿庫が設けられています。ま
た、西北隅には富士山の溶岩で築いた富士塚があり、そこを富士信仰の場としてい
ます。昭和初期の神社建築と配置の有様をよく伝えています。
懐かしい二宮金次郎の銅像があります。薪を背負って勉学に励む姿を範とした昔
が懐かしいと感じます。
昔は、学校には 必ず あったのに。