浅草寺宝蔵門南東にある弁天山の「時の鐘」、元禄5年(1692)に五代将軍徳川綱吉の
命により造られました。鐘の大きさは総高2.12m、直径1.52mあります。1945年の
空襲で戦火を浴びましたが無事、鐘楼は焼けましたが1950年再建されました。
「鐘は上野か浅草か」で有名ですが、芭蕉さんは「上野の鐘を聞いた」ともっぱらの噂です
が、どっちでしょうね。当時のことですから騒音もないしどっちも聞こえたと思いますよ。こ
の鐘楼の下には芭蕉の句碑があります。それには「くわんをんの いらか見やりつ 花の雲」
とあります。浅草の鐘は、今でも毎日午前6時に役僧が撞き鳴らし、大晦日には除夜の鐘が鳴
り108の煩悩を撞き出します。
湯島の白梅も 今頃は天日干しかな。
一度は午前6時に聞いてみたい。
と思ってましたが 時の鐘
鐘は 墨絵の上野山 好きな湯島の白梅の一節