散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

軍鶏なべ屋「五鉄」 (鬼平情景)

2008-11-05 07:44:53 | Weblog
  二之橋の高札

 小説「鬼平犯科帳」に登場する、鬼平の行きつけの店、本所二つ目の軍鶏なべ屋

「五鉄」の場所は、「二つ目橋の角地で南側は竪川」とある。鬼平とその配下の密

偵たちは、ここに集まって軍鶏なべをつついていました・・と。

   かど家の店先    
 
墨田区緑1丁目の「鳥料理・かど家」、こちらも高札が出ています。江戸末期の

文久2年(1862)、初代の弥八がこの角地に、しゃも鍋「角弥」を創業、のち

に屋号は「かど家」となります。八丁味噌仕立ての「しゃも鍋」の味は150年経

った今も堅く守り続けています。(店頭の高札) 

 池波正太郎さんもよく訪れたという名店で、鬼平犯科帳に出てくる「五鉄」のモ

デルと言われています。時代劇大好き、池波さんの小説狂の私は、その季節感と食

べ物の美味しそうな表現にまいっています。