散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

川口松太郎句碑 (浅草神社)

2008-11-15 07:49:44 | Weblog
    

 「生きるということむずかしき 夜寒かな」の句碑があります。浅草神社の鳥居

をくぐった右側に、師の久保田万太郎が詠んだ「竹馬や いろはにほへと ちりぢ

りに」の句碑(写真右)の傍らにあります。  

 川口松太郎は明治32年10月1日浅草今戸に生まれました。昭和10年第1回

直木賞の「鶴八鶴次郎」を初めとして、小説や脚本に名作が多く、文壇・劇壇に多

大な足跡を記しています。特筆されるのは、新派の花柳章太郎、水谷八重子等によ

って演じられた、情緒豊かな諸作品は観客を魅了しました。1938年の映画では

「愛染かつら」が大ヒットとなったものです。