散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

芥川龍之介の文学碑(両国小学校)

2008-11-03 08:02:06 | Weblog
 

 杜子春(とししゅん)の最終の一節が彫り込まれています。 

 「お前はもう仙人になりたいといふ望も持っていまい。大金持になることは、元

より愛想がつきた筈だ。ではお前はこれから後、何になったら好いと思うな。」

 「何になっても、人間らしい、正直な暮らしをするつもりです。」杜子春の声に

は今までにない晴れ晴れした調子がこもっていました。「杜子春」より

 こうしていると、杜子春が、閻魔大王とやりとりをする場面が蘇ります。なんと

も感動的なシーンでした。