散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

旧安田庭園(墨田区横網1-12)

2008-05-13 07:40:22 | Weblog
 

 この庭園は元禄年間に、常陸笠間藩の下屋敷であった時に造られたと伝えられま

す。隅田川の水を引き入れた池を配し、潮の干満によって変化する景観を楽しんだ

和風庭園で、今も参観者が絶えません。  

 明治24年に安田財閥の創始者安田善次郎の所有となりましたが、安田翁の逝去

後に東京市に寄付されました。大震災後復旧して「旧安田庭園」と命名して一般公

開されました。昭和42年(1967)東京都から墨田区に移管され今日に至ってい

ます。池の向うにはドーム屋根の公会堂が見えます。  

 

 駒止稲荷神社

 徳川家光公の時代、隅田川が氾濫した時、視察を命じられた旗本阿部豊後守は、

馬を駆って隅田川の濁流を渡り、馬を止めたのがこの場所であったことから、駒止

稲荷、駒止井戸、駒止銀杏などが今も庭内に保存されています。この日は、近くの

小学校の子どもたちが写生に来て「にわか画伯」になっていました。