散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

むかし映画館「雄呂血」

2008-05-09 07:50:45 | Weblog
 

 

 合羽橋のテプコ館でレトロな雰囲気を味わいました。カフエーや喫茶店、仁丹塔

など、昔の浅草の風景を再現していましたが、弁士が活躍する活動写真に気をとら

れました。サイレント映画全盛時代の「雄呂血」、阪東妻三郎が活躍する大チャン

バラ映画です。  

 若侍の平三郎が、次々と不運に見舞われて最後は大立ち回りを繰り広げるわけで

すが、これが大当たりだったといいますね。なにしろ大正14年(1925年)の映

画ですから古いですよ。

 阪妻は、昭和15年頃には「無法松の一生」「王将」などで再認識されるのです

が、戦後の「破れ太鼓」や、刑事もので、無実の息子を死刑執行の寸前で救う「獅

子の罠」などが記憶に残っています。