散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

「山吹の里」の碑(豊島区高田1丁目)

2008-04-21 07:28:37 | Weblog
 

 新宿区山吹町から西方の甘泉園、面影橋の一帯は、通称「山吹の里」といわれて

います。これは太田道灌が鷹狩りに出かけて雨にあい、農家の娘に蓑(みの)を借

りようとした時、山吹を一枝差し出された故事にちなんでいます。 

 「七重八重 花は咲けども山吹の みの(蓑)ひとつだに 無きぞ悲しき」の古

歌に掛けたものです。  

 この碑は神田川の改修工事が行われる以前は、面影橋のたもとにありましたが、

今は面影橋を北に渡ったところにある会社の門前にあります。「山吹の里」の文字

の周辺に細かい文字が刻まれ、この碑が貞亨三年(1686)に建立された供養塔

を転用したものとわかりました。(豊島区教育委員会) 

 

 写真下は神田川を面影橋から眺めたものですが、すでに葉桜になっていますね。
 
 何日か早ければ満開の桜が・・と思いますが。