経王寺の弾痕(西日暮里3丁目) 2008-04-10 06:50:21 | Weblog 門扉に弾痕 このお寺は、慶応四年(1868)の上野戦争のときに、敗走した彰義隊士をか くまったため、新政府軍の攻撃をうけて、門扉のほか、山内には今も銃弾の痕が残 っています。 経王寺(きょうおうじ)は日蓮宗の寺院で山号を大黒山と称します。明暦元年に 当地の豪農 冠勝平(かんむりかつへい)が、要詮院日慶のために寺地を寄進し、 堂宇を建立したことに始まるといわれています。 本堂の隣の大黒堂には、日蓮上人の作と伝えられる大黒天が、鎮守として祀られ ており、地域の人々の崇敬を広く集めています。