散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

清澄庭園(江東区清澄3丁目)

2007-04-24 09:46:01 | Weblog
 

 

 開園は昭和7年7月、約8万1千平方米の回遊式林泉公園です。一説には江戸の

豪商、紀伊国屋文左衛門の屋敷跡と伝えられています。享保年間(1716~17

36)に下総国、関宿の城主久世大和守の下屋敷となり、庭園のもとが形造られま

した。明治11年(1878)年に岩崎弥太郎がこの邸地を社員の慰安や貴賓を招

待する場所として造園を計画、明治13年(1880)に「深川親睦園」を開園し

ました。  

 その後も造園工事は進められ、隅田川の水を引いた大泉水をはじめ、築山、枯山

水を中心に周囲には全国から取り寄せた名石を配して、明治の庭園を代表する「回

遊式林泉公園」として完成しました。昭和54年(1979)3月31日には、東

京都の名勝に指定されています。

 なお、大正12年(1923)の関東大震災や、昭和20年(1945)3月の

大空襲の時には避難所として多くの命を救いました。