散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

四谷見附橋 (四谷から麹町)

2007-04-04 07:58:45 | Weblog
 

 

 この橋の下はJR四谷駅です。甲州街道から麹町ー半蔵門への道に架けられまし

た。明治になってフランス式陸橋に架け替えることになり、道路と直線になるよう

にして、大正2年(1913)10月完成、長さ30m、幅23mです。その後、

多摩ニュータウンの長池見附橋として移設されましたが、元の橋の景観が再現され

ています。なかなか赴きのある橋です。装飾のデザインが洗練されていますね。親

柱に取り付けられた、いくつかのランプを組み合わせた優雅な形は見事な橋灯で、

当時の設計者を褒めたくなります。
 
江戸時代は、街道から直線的にお城に近づくことを避けて、右折左折を繰り返す

ように整備されていたと言います。浅草御門も筋交い橋であったように、ここでも

「食い違い」で、甲州街道からずらして架けられていたとのことです。江戸城防衛

にはいろいろな工夫をしていたものですね。