鈴本演芸場は江戸時代末期に、上野広小路に講談を行う「軍談席本牧亭」として
開かれました。講釈師見てきたようなウソを言いというやつですね。明治時代に創
業者の鈴木姓と本牧と併せて「鈴本演芸場」と改名されたそうです。
昭和46年に現在のビルが出来ましたが、多くのファンに親しまれています。落
語を中心に漫才、手品などの色物芸が多数執り行われています。テレビのなかった
昔から「娯楽の殿堂」といわれましたが、現在も上野の本通に面した賑やかな通り
にあたり、大勢の人々が楽しんでいます。今年は、150周年を迎え、盛大に記念
パーティが開かれました。
因みに、隣には福神漬の老舗「酒悦本店」があります。