三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 7月11日 糸撚り装置 中間報告?

2015-07-11 | メンテナンスお気楽日記
「コーン給糸の撚り装置」は電装品でつまずいています。

倉庫にあった200V0,1kwモーターに、100V電圧で200Vのモーターが使用できる
インバーター装置を付け、ボリューム変速できる様にと組み込み、テストをしています。

プーリー減速では2/1にしても毎分850回転なので、インバーター減速で補えると考えていました。
ところが50%でも425回転(一秒間に7回転)10%で84回転、もうギリギリ数値です。

変速範囲が15~5%でしか取れなく、モーターの負荷も大きくなります。当然、それ以上スピードを
上げれば、いくらスプリングペッグを使っていても、コーン給糸の飛び出しが懸念されます。

その為には、やはり「減速ギアモーター」が必要となります。

在庫部品やホームセンター通いすれば、5万円で充分できると踏んでいましたが、ここにきて購入が必要です。
毎回使う、オリエンタルのスピードコントロールユニットを手当てするだけでも4万弱になります。

確実に、製品として提供出来るならともかく、現状では、どんな糸が出来るかも解らない試作品です。
その為の10万円は、やはり決断がいります。もちろん「いいょ」ってことなら、すぐ実行です。

しかし最初の話で「寄せ集めで良ければ、簡単にできますョ」って言った手前もある。

経費を使わない方法は、プーリーの2段減速にすれば、倍の変速範囲が確保できる。しかし、それに使う
プーリーやシャフト・取り付け金具などは手元には無い。集めるためにも経費がかかる。

救いは、今日明日欲しいのではなく「出来たら、お願いします」ってことなので、時間をいただけるのなら
必ずチャンスは廻ってくる。オイリング装置用の中古モーターなんかは、網を張りたい部品です。


前回の記事を見た人から2件の問い合わせがありました「出来たら、うちでも使ってみたい」
でも、本当に出来ていないのです。もし、出来たとしても、改良点が次から次へと出てくるはずです。
それが、機械の開発であり改良です。中途半端なままで提供していいのか、迷っています。

それに、寄せ集め製作だから出来る価格設定で、同じものをと言われても、部品が揃わない。
その為に、買い付け原価計算が再度必要になる。そこのところは、まだ手付かずです。

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