携帯電話のバイブレーションは、マイクロモーターに取り付けられた、小さな偏芯プーリーが回って
機器を振動させます。その事は、機械から発生する不快な振動(音)と、原理は同じです。
モータープーリーの穴あけ加工は、ボール盤があれば簡単そうに思えますが、素人加工では必ず?
不良ブレが発生します。見た目には良かれと思っても、一分間1,700回転では誤魔化しきれません。
やはり、プーリー加工など回転部品は、鉄工所の旋盤加工にお任せします。
三筋ワインダーのクレドール(紙管支え)もベアリングケースの鋳もの穴が大きくなれば、修理の手間を
考えれば対応出来ません。そこで、他社の燃台部品を改造して、使用出来る様、考えました。
当初は、市販のベアリングが使用できる事や、ジスク(紙管押さえ)もベアリング外径が津田駒・村田・片岡
製ジスクと同じため、各社の量産製品で対応できるなど、良い点ばかりが目立っていました。
一番のおすすめは、ジスク外れが無く「仕事が早くなる」と女工さんさんからの評判が、後押ししてくれました。
調子にのって、3°30′仕様のクレドールも作りましたが、テーパー接圧がジスクの減りを早めます。
燃台では、せいぜい100~200回転の部品を、合繊仕様なら1,400回転等で仕事をする事になります。
「樹脂製を金属削り出しに出来ないか?」との話もありましたが、製造費で躊躇しています。
チーズ紙管ならば、そうとう高速回転でも対応できる事は解りましたが、その事が「落とし穴」になりました。
72錘分の注文を受け、製作・納品しました。ところが、すぐに「うるさくて、仕事にならない」との連絡。
すぐに現場に入り確認しましたが、確かにクレドールというかスターチングレバーがガタガタ揺れています。
見た目では判断出来なかったが、紙管を揺すってみると、多少の?ズレを感じます。紙管内径とジスクサイズが
合っていないと言うことです。中古部品として世話して頂いた機料店も、当然58㍉として納品しています。
話していくと、紙管厚さによって、メーカーから57,5㍉での納品もあったとの事でした。
中古部品として、ある程度の分類はしてあるが、0,5㍉の差なんて、見た目では判断できない。
今日の注文は15錘分でしたが、納品前に紙管見本を送ってもらい、一個一個ジスク確認をしたうえでの製作と
なります。失敗したからこそ、知識となり知恵がつく。たかが1㍉0,5㍉それが技術の差となる。
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モータープーリーの穴あけ加工は、ボール盤があれば簡単そうに思えますが、素人加工では必ず?
不良ブレが発生します。見た目には良かれと思っても、一分間1,700回転では誤魔化しきれません。
やはり、プーリー加工など回転部品は、鉄工所の旋盤加工にお任せします。
三筋ワインダーのクレドール(紙管支え)もベアリングケースの鋳もの穴が大きくなれば、修理の手間を
考えれば対応出来ません。そこで、他社の燃台部品を改造して、使用出来る様、考えました。
当初は、市販のベアリングが使用できる事や、ジスク(紙管押さえ)もベアリング外径が津田駒・村田・片岡
製ジスクと同じため、各社の量産製品で対応できるなど、良い点ばかりが目立っていました。
一番のおすすめは、ジスク外れが無く「仕事が早くなる」と女工さんさんからの評判が、後押ししてくれました。
調子にのって、3°30′仕様のクレドールも作りましたが、テーパー接圧がジスクの減りを早めます。
燃台では、せいぜい100~200回転の部品を、合繊仕様なら1,400回転等で仕事をする事になります。
「樹脂製を金属削り出しに出来ないか?」との話もありましたが、製造費で躊躇しています。
チーズ紙管ならば、そうとう高速回転でも対応できる事は解りましたが、その事が「落とし穴」になりました。
72錘分の注文を受け、製作・納品しました。ところが、すぐに「うるさくて、仕事にならない」との連絡。
すぐに現場に入り確認しましたが、確かにクレドールというかスターチングレバーがガタガタ揺れています。
見た目では判断出来なかったが、紙管を揺すってみると、多少の?ズレを感じます。紙管内径とジスクサイズが
合っていないと言うことです。中古部品として世話して頂いた機料店も、当然58㍉として納品しています。
話していくと、紙管厚さによって、メーカーから57,5㍉での納品もあったとの事でした。
中古部品として、ある程度の分類はしてあるが、0,5㍉の差なんて、見た目では判断できない。
今日の注文は15錘分でしたが、納品前に紙管見本を送ってもらい、一個一個ジスク確認をしたうえでの製作と
なります。失敗したからこそ、知識となり知恵がつく。たかが1㍉0,5㍉それが技術の差となる。
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