三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 7月11日 ヤーンセンサー・スィッチ

2017-07-11 | メンテナンスお気楽日記
さっそくの問い合わせでした「ヤーンセンサーって何ですか?」です。

「糸がピンと張っている時、糸がセンサーガイド内を走って?いる時、マイクロスイッチのガイドがONに
 なる装置です。糸が無くなればOFFになり、モーターなどを自動停止させることができます」


言ってみれば、繊維産業等で使われる「専用部品」ですが、他にも、糸道ガイド(梨地・アルミナ)など
多種多様あります。ワッシヤーやパイプ、ローラーの他、テンション装置やセンサー装置もあります。

カタログにしたら一冊では収まらない種類があります(ありました?)各繊維機械メーカーが
機械のため、糸のため開発した部品等です。もちろん「ガイド専門メーカー」もあり、併用も可能です。


どこに何を使う。設計者の頭の中で構成されるが、その為には「知識と経験」が必要とされます。
まず、ガイドの種類・特質。装置の効果。そして、仕事仕様に合った部品として選びます。

「ああしたい。こうしたい。」客先の要望や、自社開発の装置に、何をどう使うか?
何も難しく考える必要もない。知識があれば、組み合わせるだけ。知恵があれば、改良もできる。


インバーター装置なんて最たる装置です「糸に合った加工スピードを簡単に?選びたい」でも、
「Vベルト交換していたら、手は汚れるし、時間も取られる」で、ダイヤル一つで操作出来ます。

「急に糸を引っ張れば切れてしまう、急に止まれば糸が絡まる」で、スロースタート・スローストップ
「女工さんがボタンを押し間違えた」で、外部運転モードで、スタートスィッチとボリュームダイヤルだけ。

もちろん、電気配線の知識も必要となる。しかし、アナログ思考があれば充分対応もできる。
どこにどう電気が通れば、どう装置が作動するか?機械の伝達動作と同じです。観察することが大切です。


人間も機械も、もちろん自然も「観察すること」が大切です。それが、知識と経験となり、知恵が生まれます。
お医者様は、診察することから治療が始まり、メンテナンスも機械を見ることからお仕事が始まります。
自然観察の大切さは、今回の災害で再確認しなければならない事例です。命にかかわる事でもある。

恋だって、相手を観察することから始まる。それが、正解か、間違いだったかは、・・・・神のみぞ知る。

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