三度のメシ

日々作る“三度のメシ”、“三度のメシ”より好きなこと。

へそ大根。

2014年12月26日 19時00分00秒 | 発酵・漬けて・干してのひと仕事
こんばんは、ゆうです。

地味、滋味。
名前が良いよね。



宮城県、丸森の伝統食材です。
茹でた大根を串にさして軒下につるし、夜間の凍結と昼間の乾燥を繰り返すことで、じっくり自然乾燥させたものです。
串を通した穴が、おへそ。

「美味しんぼ」の75巻に登場し、全国的に有名になったようです。

水分の抜けたところにお出汁が染み込んで、とっても美味しいのです。
使い切れなかった大根救済のために試しに作ってみたのですが、
あまりのへそ大根感に調子に乗ってまた大根を買ってきてしまいました。

水溜りが凍りだすような今の時期からが作り時。
作る工程をご紹介です。


【材料】

大根 適量

ハンガー 適量

割りばし 適量

タコ糸 適量

カッター 


【作り方】

1.大根を2cm程の厚さに輪切りにし、皮を剥く(皮を剥いてから輪切りでもOK)。鍋に大根とひたひたの水を入れ、中火にかける。沸騰したら弱火にし、透明感が出るまで30分ほど茹でる。



2.茹で上がったらザルに上げ、荒熱を取っておく。割り箸を割り、タコ糸がずれないように両端にカッターで切れ込みを入れる。



3.大根を間隔を空けて割りばしに刺していき、ハンガーにひっかけられるように1本のタコ糸の両端を割りばしの両端にそれぞれ結びつける。ハンガーにかけて軒下、又は物干しに吊るす。


12月8日撮影




12月10日撮影




撮影日、謎。

飴色になり、しわしわになったら串から外し(まだ少し柔らかい状態。完全に乾いてしまうと外しにくい)、風通しの良いところで更にカチカチになるまで乾燥させれば出来上がり。


大根はあまり固くても串をさす時に割れてしまうし、柔らかすぎてもあまり良くない。
微妙なところです。鍋の前で様子を見ながら茹でました。中まで火が通った瞬間が引き上げ時です。
あまり寒さが厳しくない地域では、夜に冷凍庫に入れて凍らせれば出来るかもしれません。でもやってみたことがないので補償はしません、ごめんなさい。

大根を安売りしていて、でも使い切る自信がない、そんな時に。
よろしければお試しを。


ところで。

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今日が仕事納めと云う方も多いのでは。
今頃私は打ち上げとばかりに、ビール片手にニヤニヤしていることと思います。
そう、予約投稿なのです。
仕事帰りに仲の良い職場の方たちと飲みに行く予定。

皆様、楽しく今年を納めましょう。
ゆうでした。


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