さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

全力疾走、高校野球、甲子園。

2010-08-25 17:21:03 | Weblog
いつのまにか甲子園の、夏の高校野球は終わっていた。今年は、沖縄の興南高校が春夏を連覇して話題になったらしい。で、私も何年ぶりかでテレビの高校野球を見た。ほんの20分ほどだが。つまり、私は高校野球にほとんど関心がないのだ。だから、去年の優勝校や、一昨年の優勝校も知らない。知っているのは佐賀北が優勝したとき。でも何年前かは、私の中で定かではない。なんで高校野球に興味がないのか。見ていてアホらしいのである。出場校の3分の2が私立高校で、そんな私立高校は全国から野球だけが優秀な生徒を集めてくる。野球部は、高校の看板を背負って甲子園に出場することが、なによりも高校の名前を有名にすることと、躍起になって力を入れる。高校も、野球である程度有名になると生徒も集めやすく、次は有名大学進学クラスなんかを作って、偏った学力で有名にするのである。だから、そんなことが見え見えでアホらしいから。

そんなわけで、私は基本的に公立高校を応援するのだか、今回はベスト8の時点で公立高校は消えてしまった。しかしながら、高校野球に昔ながらの想いを重ねる人は多い。そんななかで「全力疾走しない甲子園球児は失格」とのたまう輩がいる。アホな奴だし、暇なんだねえ。あっ、試合を見るのが仕事か。優雅だねえ。で、そのアホで暇な輩は、代表にふさわしくないプレーをした走らない選手の実名と高校名を、情報サイトにアップしたそうな。ま、確かに凡フライを打ち上げても、全力疾走をするのが普通だわな。それを、すべての機会に全力疾走するべし、という人もいる。確かにベンチから飛び出して守備位置に着くとき、またベンチに帰るときの全力疾走は清々しい。でも、これが是か非か。必ずしも、それでは割り切れない。その試合も練習の一部と考えるなら全力疾走すべし。大事な試合なら、ケガのない様に最良のコンディションを維持することを考えるべし。と、私は思う。

たとえば、守備機会が少なければ、守備につくときにダッシュをして、次の動きに備えるべきだし。守備の時にヒットヒットで走り廻されているなら、ゆっくりとベンチに帰りカラダを休ませる必要がある。それに守備機会が少なければ、味方の攻撃時にベンチ横でキャッチボールをしてもいいだろうし。とにかく、最良の守備をするための方策を考え、実行すればよい。20分見ただけなんだけど、外野手のスタートが遅いと感じた。普通はバッターがボールをはじき返した瞬間に、外野手は落下点を見極め、その方向にダッシュするものだ。その動作が、特に遅いと感じた。

おっと、話が長くなってしまったので、結論。たとえば、ピッチャーライナーで、打者は1塁まで全力疾走する必要があるのか。もう、アウトが決まっているので、1塁まで走るのはムダだし、試合の進行を妨げる。審判は即座にアウトをコールし、打者もその時点で、ベンチにダッシュすればいい。つまり、凡フライでも、アウトかコールされるまでは、わずかな可能性を求めて走るべき。ライナーで、アウトがコールされたら、速やかにダイヤモンドから去るべし。私はそう考えます。

日経平均9000円割れと、円高1ドル83円へ。

2010-08-25 01:42:37 | Weblog


猛暑効果でエアコンが売れて、ビールやアルコール、ノンアルコールが売れて、需要喚起にいいニュースと思ってたんだけど、日経平均が9000円を割って、先ほど円高で1ドルが83円台に突入したという。日本経済は、ちょっと困ったことになりそうな雰囲気。そういえば誰かが、ドル円は確実に80円を目指すだろうと言っていたけれど、本当のことになりそうですね。

今日の午後8時頃、奈良ではやっと待ちわびた雨が、激しい雷とともにザーッと降りました。ところが、降っているときは風もあって涼しいんですが、雨が止むと風もピタリと止まり、却って蒸し暑い。これっていわゆる、焼け石に水ってか。円高と日経平均に通じるものがあったりして。雨は良かったのか悪かったのか。ま、たまには降ってくれないとね。今も、相変わらず蒸し暑いです。

ところで、ネットでいろいろ見ていると、奈良経済新聞なるものを発見しました。これって最初は、確かシブヤ経済新聞が発端のはず。きめ細かな街情報を発信しながら、都内の街や地方都市に拡がっていって、ついに奈良にもできたのですね。まだまだ街情報は薄いけれど。で、その中に、奈良美少女図鑑がいよいよ12月に創刊だとか。全国47都道府県の最後、47番目にやっと誕生しました。ま、私は60歳に近いオヤジですが、奈良が取り残されているのに忍びなかった。やっと、仲間入りです。

奈良の人って、積極的にピーアールすることがなかなかできなくって、商売上手であつかましい大阪には圧倒されて、冷ややかに他人を寄せ付けずやたらプライドの高い京都人にも気後れしている。それに奈良の商人は大仏商売で、何もせずに座っているだけ。そんな余計なことをせんでも、ぼちぼち売れてるさかい、このままでええのとちがうか。と、新しい試みを模索することはまずしない。だから駅近くの商店街は寂れちゃって、郊外にショッピングモールばかりがどんどんできてしまう。だから円高ドル安で、日経平均が9000円を割るんですよ。風が吹かないから、桶屋が潰れるの論理です。奈良の遷都1300年祭が活況なのはいいけれど、メイドイン・チャイナのせんとくんぬいぐるみを売っているようじゃ、奈良の景気が良くはなりませんよね。

日本製自転車が大人気の、インドネシア地方都市。

2010-08-24 14:42:27 | Weblog
日本製の自転車が、インドネシア・ジャワ島の地方都市プカロンガンで大人気という記事が先日の朝日新聞に載っていた。なんで、インドネシアの地方都市で日本製の自転車が人気かというと、この都市は伝統のろうけつ染めの産地。大量の布を自転車に積んで運ぶ必要がある職人たちは、日本製の自転車を丈夫で壊れにくいと重宝し、絶大な人気があるらしい。100キロの荷物を積んでも平気だそうな。日本製の中古自転車は、新品の中国製自転車の2倍もするが、それでも売れているらしい。なんか変ですね。そうか、日本が変なんだ。

日本国内では、スーパーの自転車コーナーに並んである自転車って、ほとんどが中国製ですよね。今や日本人は、商品を品質で選ぶのではなく、品質の良し悪しに関わらず、とにかく安さで選んでいる。いや、むしろ今の日本人は、品質の良し悪しを見抜けなくなっているのだろう。さすがにインドネシアの職人は、品質の良し悪しを見抜く目を持っている。なによりも、自転車を大事に使い、長く使いこなすためには日本製が一番良い、ということになったんだろう。

昔の自転車は、壊れることなどほとんどなかった。ところが、今の自転車は、部品の様々な部分が壊れたり、最悪なのはフレームが折れたりすると聞く。そういえば、40年以上も前の私が中学生の頃、自転車5人乗りなんかをしたものだ。一人がハンドルの上に座り、一人がハンドルとサドルの間のフレームに座り、運転者はサドルに座る。あとのひとりが後ろの荷台にたち、残ったわずかな荷台のスペースにもう一人が座るという感じだ。中学生だから、合計で重さは200キロに近いだろう。もちろんそんなことで自転車が壊れることはなかった。今の自転車のヤワさを考えると、とてもできないでしょうね。

豆腐屋のおじいさんが、自転車の荷台に木の箱を積んで走っているのをよく見かける。自転車は、子供の頃によく見かけた、業務用のがっしりとした自転車だ。たぶん50年以上は使い続けているのだろう。インドネシアの職人も、何十年と使い続けるために、丈夫な日本製を選んだに違いない。今や日本では、自転車も使い捨てと聞く。1万円もしない格安自転車がスーパーで売られている。中国製だ。購入する人は、何年使い続けるのだろうか。おそらく数年でゴミになると思う。今の日本人はものを大事に使わないし、なによりも今は、長く大事に使えるものがほとんどない。困ったものだなあ。

とある自転車屋さんが言っていた。自転車のチェーンは買った最初はきつく張る。乗り続けているうちに、いい具合に少し緩んできてちょうど良い感じになる。でも、これは昔の話。今は中国製のチェーンが大量に入ってきているからビシッと張れない。強く張ると切れてしまうからだ。だから初めから緩めに張ることになる。しかし、乗り続けているうちにゆるゆるガタガタになってどうしようもないらしい。チェーンに使う材料は、日本の鉄が一番良い。なによりも純度が高いから。中国では純度の低い鉄しか作れないから、良いチェーンもできないらしい。中国製はコストばかり考えるから、質の悪い自転車が多いという。なるほどねえ。

アップルのキーボード、F、X、Vが打てない。

2010-08-24 00:03:37 | Weblog


1週間前から、コピーしてのペーストができなくなった。ちょっと不便である。ま、キーボードでコピーはできる、ペーストの時に、メニューバーの編集からペーストを選んで実行すれば、できるからひと手間はかかるが、ま、なんとかなる。で、いろいろ試しているうちに、絵文字の「X」と「V」が打てないことに気付いた。ま、英文字なんて打つことがないから、文字はどこかで拾ってきて、コピーペーストすれば、いいではないか。

で、昨日のことだが、キーボードの「F」のキーがまったく働かない。今度は困ったことに、fuの「ふ」の文字が入力できない。fuと入力しても「ふ」にはならず「う」のままなのだ。これは困った。もー完全なキーボードの故障である。ちょうど3年前に購入したアイマックに付いていた、薄っぺらいキーボードだ。薄くキーボードのボコボコ感もないので、とっても気に入ったのだが、やっぱり所詮はメイドイン・チャイナ。中国製だがらしかたがないのかも。

その前に使ったいたキーボードは、リュード社の親指シフトキーボードだった。もちろん日本製。約10年くらいは使いました。親指シフトは使いやすかったのに、残念。そして、使いにくいローマ字入力となってしまった。今は、妻が使っているパソコンのキーボードを外して、こちらで使っています。キーはボコボコして打ちにくいけど4年は経過している。メイドイン・マレーシア。本当に中国製は長持ちしないなあと、実感。アップルさん、中国で作るのをやめて、昔みたいに、インドネシアか、マレーシアにしてくださいな。中国製は、すぐ壊れるから。

ま、ともかく、直ぐ買いに行かなければ。なんせ、「ふ」の文字が打てないのだから。どうせ、次も中国製のキーボードなんだろうな。3年で壊れるのは、なさけないぞ。それが中国製なら当たり前なんだろうけど。で、気が付いたんだけど、「ふ」を打つためにはhuと打てばいいのだ。なるほどねえ。

老夫婦の多い「ザめしや」というレストラン。

2010-08-23 02:38:26 | Weblog


90歳になる父の、お気に入りレストランに「ザめしや」というのがある。いわば大衆食堂の現代版で、店内にはいると、まずトレーを取り、湯飲みを置く。で、進む先には、様々なおかずが並んでいる。刺身あり、カツあり、煮魚・焼魚、サラダあり、むろんそばやうどん、おでんもある。それらから好きなものトレーに乗せ、最後にご飯と味噌汁を注文して、席に着くわけである。そういう形式が、父にとっては好ましいのかも。

大きなショッピングモール内のレストランと比べると、値段もお手頃だ。ま、そんなレストランだとメニューが限定されるからね。それに、そんなにおいしいとも思わない。ハンバーグ店も肉の旨味がいまいちだったし、和食の店もそんなに感動がなかった。私は、チェーン展開の郊外レストランって、ほとんどおいしい店がないと思っているが、「ザめしや」も確かにおいしいという感動はない。しかし、選べる楽しみがある。

とある平日の昼頃に、やはり父と「ザめしや」に入った。そんなに混んではなく、7割くらいのテーブルに客が座っているだけだった。で、見廻したときその半分近くが老夫婦というか、60代以上の人たちだった。4人掛けのテーブルに夫婦が向かい合って座り、ほとんどが静かに食べている。モミジマークの車で買物ついでに立ち寄って、お昼だけは奥さんの手を煩わせないような気遣いなのかもしれない。それぞれが、なんだかほのぼのとしている。ゆっくりとしっかりと、おいしいものを味わっているという雰囲気。それに、老夫婦ということは、かなりのレピーターなんだろうな。さっぱりとした和食が、お昼にちょうどいいのかもしれない。値段も、2品とご飯と味噌汁で700円くらい。ショッピングモールのレストランだと、1000円前後はするからね。なにより、老夫婦だから味にはうるさいはず。たとえば、中華のチェーン店では老夫婦なんて、めったと見ませんから。

だから、老夫婦の外食は、どこでする。これが結構、注目すべきことかもしれない。彼らは、長い人生の中で味を知っているから。若い人や、20代、30代で賑わっている店はあてにはなりません。だって若い彼らは、食品添加物たっぷりのファストフードや、化学調味料たっぷりのスナック菓子で育っているから。「ザめしや」の客層を見ていて、そんなことを思った。ところで、「ザめしや」もプラスティックの箸なんですね。いいことです。防腐剤まみれの輸入箸なんて、危なっかしくってヤダもんね。木目のきれいな吉野杉間伐材なら大歓迎ですけど。

何十年ぶりに食べた、ズイキ。

2010-08-22 01:53:53 | Weblog


先日、平群の道の駅に行ったときに、ズイキがあったんだけれど、妻が料理をしたことがないないので、見送った。ところが、なんとなんと、妻が親しくなったお豆腐屋さんに行って、ズイキを貰ってきた。料理方法が分からないと言ったら、調理方法まで教えてくれたそうな。で、今日の食卓はズイキが2品登場しました。

一品は、お揚げさんと一緒に煮たもの。もう一品は、酢の物で、砂糖を入れた甘酢仕上げです。酢の物にすると、ほんのり赤い色が付く。これは、アントシアニンだそうな。まず、煮物をいただく。ブワッとしたスポンジ状のズイキに、しっかりと甘辛醤油の出汁が入っています。これは豆腐屋のおばあさんに教えてもらった、料理法だそうな。ブワッとした感触が懐かしい。最後に食べたのは、まだ自宅にいる頃の、20歳ころかもしれない。季節はいつだったか忘れてしまったが、母の手料理だった。ということは、夏の料理だったのかなあ。38年前なんて、エアコンもなかったし。それでも、過ごせたんだよね。奈良だからね。

まさか、ズイキって、知らない人はないでしょうね。サトイモの大きな葉っぱと、土の中の芋を繋いでいる柄の部分ですよ。これ、食べられるんですから。でも、38年間、たぶん食べたことはない。ってことは、あんまりメジャーではないんですね。ズイキって調べてみると、鉄分やカルシウムが多くって、体力の回復に役立つそうな。産後のおかあさんに、よく食べさせたといわれている。ま、何十年も昔で、そんなに肉とかを食べなかった時代だから、ズイキは重宝されたんだろうけど、今の時代は注目されませんね。でも、カロリーが低くって、食物繊維やカリウムが多いから、ダイエット食材にはいいのかも。やっぱりズイキもそうだけど、旬の路地野菜がその時に必要な栄養素を持っているのかも。ズイキ、おいしいですよ。

3Dテレビ見たけれど、立体感がない。

2010-08-21 17:09:33 | Weblog
今、3Dテレビが人気だそうで。そんなわけで、家電量販店に、行って見た。展示してあるのは、どこも60インチ以上はありそうなでかいテレビばかり。その画面は、乱れています。あたり前か、3Dになるような画面だから、専用のメガネを通して見ないとちゃんと見えないもんね。

で、メガネで見た。確かに、奥行がわかる。まるで、リアルなセル写真を何枚も手前から重ねたようで、それが奥行を感じさせるのだ。でも、よ~く見ると、そのセル写真の一枚一枚がぺったんと平面なのだ。何枚もの動く写真は、あるのだが、それが手前から順序よく並んでいるだけ。やはり普段、人間の目で見ている立体感とは明らかに違和感がある。

おまけに、ずーっと見ていると、頭が痛くなりそう。長時間見ていると、その画像に目を合わせようという意識が働いて、目や頭にストレスが生まれそう。やっぱり、3Dテレビはまだ早過ぎる。ほんの20秒ほど見ただけだが、直感的にそういうストレスを瞬時に感じた。

テレビなんぞは、リラックスして見るのが当たり前のはず。それを、特殊なメガネをかけて、寝ころんでもダメとは。見る側を型にはめ込まないでほしいな。テレビもそんなことより、もっと薄く軽くしてほしいものだ。ついでに安く。

ところで、初めて知ったんだけれど、ソニーって32型でフルハイビジョンがあるんですね。32型は、みんなハイビジョンだけかと思っていたのだが、東芝も32型フルハイビジョンがあるらしいんだけど、置いてなかった。どうしてシャープは32型でフルハイビジョンをつくらないのか。LED液晶だって、32型の上は、いきなり40型になってでかすぎるんだもん。なんでシャープは37型のLED液晶を作らないのか。なんで32型フルハイビジョンをつくらないのか。我が家には、それくらいがちょうどいいのにな。40型はでかすぎます。

スーパー熱帯夜という言葉。

2010-08-21 03:15:41 | Weblog


熱帯夜というのは、最低気温が25度を上回った夜のことをいいますよね。で、お天気キャスターの森田正光さんが、一日の最低気温が27度を上回った日は、スーパー熱帯夜と呼んでいるそうな。なんかそんな言葉が作られることが、異常気象を物語っているような。猛暑日だって、新しい言葉ですよね。今年は、どこも40度以上を記録してないから、いいけれど。40度以上の日は、なんて言うんでしょうか。酷暑日かもね。45度以上になったら、死暑日ですよ。ま、私が生きているうちには、そんな日が来てほしくないけれど、地球がこの調子なら、日本にも出現するかもね。

で、新しい呼び方のスーパー熱帯夜のお話でした。残念ながら、奈良にはそんな夜はありません。今年8月の奈良の熱帯夜は8日。つまり熱帯夜でない日は12日。最低気温27度以上の日は、もちろんありません。だって、奈良の夜は涼しいもん。去年8月、奈良の熱帯夜は、たった1日だけ。2008年8月の熱帯夜も1日だけ。やっぱり今年は異常に暑いんだね。ちなみにすんごく暑かった1994年の熱帯夜は、10日もありました。今年は奈良でも、記録更新かもね。しかし、奈良では依然とスーパー熱帯夜はありませんから。参考にお隣の大阪、今年8月の熱帯夜は18日。つまり熱帯夜でなかった日は2日だけ。その中でスーパー熱帯夜の最低気温27度以上は12日。でもそのうちの半分は28度以上なんですよ。ちなみにすんごく暑かった1994年8月、大阪の熱帯夜は25日あったんですね。スーパー熱帯夜は18日です。それでも大阪市は人口が増加しているんだから、不思議です。

まだまだ暑い日は続きます。工夫して夏を乗り切りましょうね。いや~暑い暑い。たま~に涼しい夜風が入ります。たま~にです。でも、都市部は都市計画をしっかり考えないと、ますます気温が上昇しますよ。ビルの屋上緑化なんて、焼け石に水ですから。ま、この夏が、熱暑の新記録にならないことを祈るばかり。本当に、都心は、打ち水さえしないんだから。そりゃ~、暑くなりますよ。

バジルは、王家の薬草だった。

2010-08-20 11:47:32 | Weblog
またまた、道の駅でバジルを見つけました。バジルといえば、思い浮かぶのはスパゲッティ。さっそくミキサーに、オリーブオイル、レモンを入れて、まるで青汁状態に。さらに、カシューナッツ、ニンニク、松の実などを細かく砕いて、ソースに加えて、あとはパスタにからめるだけ。で、いただきました。結構さっぱりした味わい。ん、ん、ん、何か足りないなと思ったら、粉チーズでした。でも、なくてもそれなりに楽しめ、なにより暑い夏の栄養補給なんですね、バジルは。

バジルは、古代ギリシャで、王家の薬草として古くからその効能が利用されてきました。咳止めや鼻の通りをよくする効果があるといわれ、殺菌・抗菌作用も強く、口内炎、鼻炎、下痢止め、肝臓病にも使われていたようです。栄養的には、ベータカロチン、ビタミンEが豊富に含まれています。ミネラルでは、カルシウム、鉄分、マグネシウムなどが比較的多く含まれています。

バジルの香り成分である、リナロール、カンファー、オイゲノールには鎮静作用があり、神経を鎮めて精神的な疲労を和らげる作用や、リラックス効果があります。また、香りの刺激で食欲を促すだけでなく、胃炎や胃酸過多など胃腸の働きを改善する働きがあります。微量のサポニンを含んでいるので咳止めの作用があります。ところで、後で聞いた話ですが、バジル、トマト、モッツァレラチーズの組み合わせもおいしいらしいのです。これは、またいつか。

ねばねばモロヘイヤで、猛暑を乗り切る。

2010-08-20 01:56:13 | Weblog


先日は、大和路へぐり道の駅、くまがしステーションへ野菜の買い出しに行った。さすがにスーパーと違って、いろいろな野菜が置いてある。なんと、ずいき、がある。残念ながら、妻は料理の仕方を知らないので断念。子供の頃、よく食べた覚えがある。ブワッとしていて、ダシの味が浸みた、独特の感触だった。もう40年以上も前だから、いまいちしっかりと思い出せないんだよね。マッカがある。正確にはマクワウリで、メロンほどのおいしさはないが、それでも十分に甘かったと思う。これも、奈良の味だったんだ。

ブドウが、いろいろな種類で置いてある。デラウエア、4房で380円。小粒なんだけど、これが一番好き。子供の頃は、ぺっぺと種を吐き出していたが、今はほとんど種なし。さらに、ピオーネに、巨峰に、ハニーピースに、ジャイアンツ。そして、粒が大きな藤稔。ふじみのるって、人の名前みたいだねと言うと、妻は、ふじみのる、っていう名前で、一番甘くっておいしいの、という。デラウエアでも、十分に甘くておいしいぞ。我が家にはまだブドウがあるので果物はパス。

さらに、別のコーナーには、なすの辛子漬、キュウリと茄子の糠漬け。桃が1個150円で売っていたけど、先日は岡山のおいしい桃を食べたばかりだからね。よもぎ団子と、おはぎ。さすが道の駅で、いかにも手作りっぽいものが並んでいる。街のケーキ屋さんや和菓子店とは、親しみやすさや懐かしさが違うんだよね。いいねえ、こういうの。スーパーの棚に並んでいたんじゃ、味気ないだろうな。で、妻は、白ナス、モロヘイヤ、空心菜、バジル、その他もろもろを買った。さっそくモロヘイヤのおひたし、おいしかった。この時期になると、ぐぐっと栄養価が葉っぱに貯まるのだろうか。ちょっと甘みすら感じる。暑ければ暑いほど、植物はストレスを感じて、自身を守るために様々な栄養分を貯めるというから。だから、旬がおいしいだよね。そんな旬の野菜を、いっぱい買って帰りました。