先日、奈良市立図書館に出かけた折に、その近くにずーっと気になるお店がありました。そのお店は、土曜日と日曜日しか開いていなく、私たちが図書館に行く金曜日はいつも閉まっている。店舗の雰囲気からは、どうもお菓子を置いてある、喫茶店のようです。今年あたりから、なんだか存在感があったから、まだ新しいお店なのかも。で、お盆の金曜日に図書館に出掛けて、たまたま近くをぶらっとしたら、なんとそのお店が開いていました。金曜日なのに。妻にとってはラッキー。
もちろん、妻はそのショップに入ります。で、焼き菓子を2種類ほど取って、後ろを振り返ると紅茶が置いてある。妻は、紅茶が大好き。そして、紅茶にはうるさい。私は飲めりゃ、なんでもいいんです。コーヒーは香りは好きだが、飲むのはあまり好きではない。で、その紅茶を手に取ると、なんと、やまと和紅茶。説明には「奈良市の都祁の里にて、自然農法で作られた紅茶です。緑茶の品種から作られています。奈良で作られた茶葉を、奈良で加工したやまと和紅茶」とあります。ま、緑茶も紅茶も原材料は一緒で、要は収穫の時期や、加工法、発酵のさせ方で違ってくるのですから。これには、私も興味津々。やまと和紅茶、どんな味なのか。
さて、妻がスプーン2杯を入れる。でもちょっと色が薄い。直ちに、茶葉を追加。しばらくすると、茶葉が思いっきり拡がった。こんなに拡がる茶葉を見るのは初めて。ま、なんせ、日本国内産の紅茶だって初めてなんだから。で、早速入れてもらった。色は、そんなに濃くはない。で、一口。う~ん、紅茶というほどのインパクトはない。でも、やさしい味わいがする。紅茶ほどの強い苦みもない。でも、紅茶らしい味わいはある。飲み終わると、紅茶特有の苦みが後に残らない。むしろ、爽やかで、甘みが微かに残っているような。その辺が、緑茶の名残を残しているのか。妻はどうか知らないが、私的には紅茶よりは飲み口もやさしい味がする。うん、いいかもしれない。
そんなわけで、奈良においしいもの無し、とよくいわれるが、よ~く探すとおいしいものがあるんですね。見直したぜ奈良。
で、その「やまと和紅茶」を売っているお店のブログを発見しました。
http://petimarch.exblog.jp/お店の名前は「プティ・マルシェ&ぷちまるカフェー」。
住所は、奈良市東寺林22 猿沢池の南の方ですよ。
場所は、奈良市立図書館のある、ならまちセンターの南斜め向かいです。
営業時間は10時から18時まで、営業日は土曜と日曜日だけですので、ご注意を。