さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

犬や猫を、ペットショップで買わないで。

2010-08-16 16:09:25 | Weblog
先日、奈良県吉野の山中で数十匹の犬が捨てられているいた事件が報じられた。翌日には、東大阪市のブリーダーの女性が、自分の犬かもしれないと名乗り出たそうな。犬100匹余りを捨てようと現場まで来て、なにやら葛藤があったみたいだが、その間に数十匹が逃げ出したらしい。まったくブリーダーというのは自分勝手で、小さな命を儲けの道具としか考えていないのか。

1カ月ほど前に、ホームセンターに行った妻が、ペットコーナーが無くなっていたよという。私も行ったことがあるが、かわいいワンちゃんやネコちゃんが数万円から十数万円で売られている。みんなかわいい。とっても愛くるしい。見ているだけで飽きることがない。妻にしてみれば、もっとそれ以上だ。しかし、私はペットに値段を付けて売られることに大いなる反発を感じる。だから、そんなペットコーナーが無くなって、内心、ホッとしている。

数年前だったが、妻が5~6匹の犬を短期間だけ世話したことがあった。やはり、その犬たちはすべて捨て犬で、みんな泥だらけ。その内の何匹かは、目の中にウジが湧いていたという。妻は、泣きながらその犬たちをきれいにしたという。何匹かを引き取りたかったが、すでに家には2匹の犬がいて、これ以上は飼うことができない。そして、連れてきた保健所の係員にまた返したらしい。

その時に飼っていた2匹の犬も、やはり捨て犬だった。1匹は、3年前に17歳の天寿を全うした。残る1匹は、今は11歳。我が家の陸だ。ペットショップでは、かわいい犬猫が売られている。みんながショップで買うから、またショップで売られることになる。しかしこの背後には、その数倍の犬や猫が、ブリーダーによって飼育されているのだ。売れて良き飼い主に引き取られるのならいいだろう。しかし売れない犬や猫もいる。彼らは、どうなるのかを考えて欲しい。

だから、ペットショップで犬や猫を買わないでほしい。誰かが飼うから、またブリーダーは売れる犬を繁殖させようとする。しかし、すべてが幸せな生涯を送るとは限らない。もし、どうしても犬や猫を飼いたいのなら、知り合いやネットで情報を得て、譲ってもらいましょう。これ以上、かわいい犬や猫を商売の道具にしてほしくないから。劣悪な環境で商売のために飼われている犬たちが多すぎる。ブリーダーなどは、もはや必要ない。ペットを販売するショップも必要ない。何よりも愛情を持って育ててほしいから。生き物を道具に商売をするなんて、許せない気持ちでいっぱいだ。だから、ペットショップで決して彼らを買わないで。もっとかわいそうな犬や猫たちが、保健所にはいっぱいいるのだから。

陸が喘いでいる、蒸し暑い夜。

2010-08-16 01:43:06 | Weblog


昨日、14日の夜は、一転して夏が押し戻されてきたような蒸し暑い夜だった。しかし、夜中に玄関でタバコを吸っていると、リリリリと虫の音が聞こえる。背後からは、ハッハッハッと規則正しい声が聞こえる。陸が玄関の冷たいタイルの上で、喘いでいる。それにしても、いや~暑い暑い。

そして、今日の15日も、まったく同じように暑い暑い。確かに今日は終戦の日。日本が敗戦を認めた日です。今日は、父とお昼を一緒に食事をしたが、何も語らなかった。今年90歳の父。65年前は、南太平洋のハルマヘラ島で終戦を迎えた。その日を境に、猛烈な艦砲射撃、爆弾投下、機銃掃射は全くなくなった。などと、随分昔に語ったことがある。父のとっても、この日は65回目の終戦の日だったはず。生きて帰れただけでも、儲けもんや。そして、その後は、よく働いた父だった。

で、毎年、この日が近くなると、昔の悲惨な出来事を取り上げるようになる。ま、それは、様々な史実に基づいているのだろうけれど。今、100歳以上の生存未確認者がいっぱいいますよね。この人たちの65年前は、35歳以上で、まさに日本の中核を担っていたはず。どうして、そんな人たちから、いままで、戦前や戦中の話を聞いてこなかったんだろう。英霊たちの話もあるだろうけど。生き証人の話をもっと探ろうとしないのかい。だから、行方不明者ばかりが増えるんだよね。