さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

てんかん患者に、自動車免許を与えないで。

2011-05-02 16:11:55 | Weblog
栃木県鹿沼市で児童6人が死亡した事故は、誰もがご存知ですね。事故を起こした運転手は、その当時、てんかんの発作を起こして、意識がなかったそうです。さらには、その運転手は、過去8年間で事故を7件も起こしていたそうな。なんで、こんなことがチェックできないで、野放しにされているのか。

そもそも2002年に道路交通法が改正になって、てんかん患者でも一定の条件が揃えば、運転免許が取得できることになってしまった。そこが問題なんですよ。確かに、10年くらい前まで、てんかん患者が、事故で人をひき殺したなんてこと、聞いたことなかったもの。では、なんで、道路交通法がてんかん患者の都合のいいように改正されたのか。この時の政府は、自民党と公明党と保守党ですよね。どうして、てんかん患者に免許を与えるようなことをしたんだろうな。どこかで自民党を主体とした政治的な駆け引きがあったんですね。

で、去年の年末にもてんかんが持病の歯科医師が、三重県の四日市市で2人を死亡させました。なんかこの事故は、弁護士が無罪を主張していますが、どういうことなんだろう。結果として人を殺してしまっているのに無罪で、罪はない。不思議ですね。亡くなった人は、あんたが車の前に立っていたから悪いんだ、なんて言いぐさですよね。で、さらにさらに、横浜市の鶴見区でも14歳の男の子がひき殺されているのですね。その運転手は、トラックを運転中にてんかんの発作で意識不明となり、男性をひき殺したそうです。

で、てんかんの薬を処方通りに飲んでいなかった。たぶん、違うでしょ。すべての患者がてんかん発作抑制の薬を飲んでも、すべてが効くとは限らないでしょう。この薬が、風邪に効く。食あたりに効く。頻尿に効く。すべての人がその薬を飲んで、直ちに症状が治まったでしょうか。100%ではありません。だから、たとえ薬を服用していても、発作は起こることもあるのですよ。たとえ用法、用量を守って、服用していても100%発作が起こらない保証はない、ということです。突然に発作が起きて、誰かを死に至らしめることになったら、もうそれで終わりです。今回は、チェックをすり抜けた本人にも問題はあるが、そもそも免許を与えることにした政府や行政機関が諸悪の根源です。ただちにてんかん患者の方は、自動車の運転を停止してください。てんかん患者が航空機の操縦ができないのと同じことです。これ以上、犠牲者を増やさないでください。もう9人の命は戻ることはありませんけど。私だって、そんな事故に巻き込まれたくないですから。

ならまちで、妻が初めて見つけた雑貨の店。

2011-05-02 01:53:29 | Weblog


先日のことです。図書館に行ったついでに、ならまち、というより餅飯殿商店街を北へ抜けてから、東の裏通りを歩いて図書館の方に戻ろうとした。で、とある路地に、雑貨店の看板が出ていた。この路地、入ったことある?と、妻に聞くと、入ったことがないという。で、まだ、入ったことのない路地を、妻はずんずん歩き進んだ。すると、民家の軒先に、アジアン雑貨が飾られている。ガラスの器。ネックレス。草木染めのショールのようなもの。値札を見ると、値段の上に、イランとか、インドとか書かれている。妻はもちろん中に入って行きました。で、しばらくして、何かわけのわからないフックのようなものを買ってきた。

一応、このショップはホームページもあるらしい。で、見てみるとふーん、いかにもインドやイランで買ってきたようなものが、店内にあるらしい。なんと、1981年からこの店をやっているという。1981年と言えば、私が奈良から東京に行った年ではないか。ふ~ん、丁度、私と入れ違いにこの店がはじまったんですね。でも、思った。奈良市街というか、ならまちは、いろんなところに、いろんな店があるものですね。ぶらぶらと路地裏なんかも歩いてみると、意外な発見があるかもしれませんよ。だから、私はショッピングモールより、商店街の方が好きなんですよ。路地裏にも、いろんなものが潜んでいる。そんな発見が楽しいから。ちなみにさっきの雑貨店は「marumaru」で検索すると、一番上に出てきます。ならまち、奥が深い。というより、裏通りが、面白い。