さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

高校受験の明暗。

2011-05-03 02:27:17 | Weblog


もう44年も前の話になるけど、私はなんとか第一志望の高校に合格した。その時に、同じ中学で、その高校の受験に失敗した中学卒業生が何人かいた。1カ月前に中学の同窓生10人くらいで集まる機会があった。その時に、私が行った高校の受験に失敗した友達が参加していた。で、彼とちょこっと話をする機会があったんだけど、その彼は高校に合格しなかったことが凄いショックだったと語った。やむなく行った高校も行く気にならなくて、もう一度他の高校に通い始めたという。そういえば、そうだものなあ。もし、私がその高校を落ちていたら、滑り止めに受けていた別の学校に通わなければならなかったはずだ。合格ライン、ギリギリだった私は、やっぱり運が良かったのだろう。

その彼とは、小学生の頃は、凄く仲がよかった。よく一緒にいろいろなところへ遊びに行ったし、教室では机も並べていた。違ったのは、彼の方が成績が良かったということだった。どうしても、彼以上の成績を越えることができなかったことだけは、はっきりと覚えている。中学校に入ってからは、クラスが一緒にならなかったこともあり、彼とは疎遠になって、私自身も別の友達ができるようになった。で、高校受験前の中学校3年の時、私はなにをしていたのか、ふと考えてみた。中学3年で新しく作った運動クラブに一生懸命になっていた。将棋に夢中になって、校舎の隅で隠れてやっていたら、担任に見つかって将棋の駒を取り上げられた。ボードゲームがバンカースから麻雀になって、友達の家などを転々としながら牌を打った。は。いったいどこで、勉強してるのだ。でも、私が合格して、彼はその高校に落ちちゃったのだ。

で、彼と話を進めていると、なんと同じ大学に進学していることがわかった。私と彼とは学部が違ったが。もっと違うのは、彼はその大学を卒業したが、私は入学式に行ったきりで以降は大学に通わなかった。私は大学に行かずに、予備校に行ったのです。でも、その時の大学受験料とか、入学金や授業料の話で、ちょっと盛り上がった。今から40年前のその時の受験料は3000円だった。で、大学の入学金は4000円で半年の授業料は6000円。トータル1万3000円があれば、とりあえず大学に通えたものだった。それに比べれば、今の大学は高すぎるよね~、という話が大筋でね。今は、国立でも80万円以上、私立なら100万円は軽く超えてしまう。その時の物価と連動して考えても、日本の大学は高すぎる。授業料の金額ばっかりが高くなって、学生のレベルが下がっちゃったね、という結論で私たちの話は終わった。

だから、中学3年生の時は、第一志望の高校を目指して、多少は運動部に夢中になってもいいけど、決して将棋や麻雀にはまらないようにね。ま、今時、麻雀をする中学生はいないか。大学生でもしないしね。ちなみに私は、社会人2年目で麻雀は止めました。確かに私よりずっと下手な人が多くって、麻雀はお金を稼げました。そりゃ~中学生から麻雀をしていたから、私が強いのは当たり前。でも、麻雀は時間のムダです。付き合いにはなるでしょうけど、負ける人ほど徹夜に持ち込もうとして、本当に時間のムダです。ウイーやプレステ、DSなどのゲームと同じです。時間のムダです。ゲームをする時間があったら、もっと有意義な時間を過ごす方法があるはずですよ。と、思えるようになった。