さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

潜入リアルスコープで紹介された、国産春雨です。

2011-05-23 13:36:37 | Weblog


土曜日の夜7時からフジテレビ系列の番組で、「潜入リアルスコープ」っていう、バラエティのような教養的な番組をやっている。2日前のその番組の中で、日本で販売されている春雨は中国産ばかりだが、数少ない国産春雨「戎はるさめ」というのが紹介されていた。奈良食品という会社が作っていて、製造場所は奈良県桜井市、なんと私が住んでいる奈良県内ではないか。番組では、原材料の国産デンプンの混ぜ合わせから、麺状に加工、さらに天日干しまで、はるさめの製造過程が紹介されていた。これほど手間がかかっているモノとは知りませんでした。

そうなると、どんなものなのか、食べたいと思いますよね。でも奈良食品のホームページに行ってみると、通販では売っているけど、一般のスーパーにはあまり卸していないらしい。通販で、春雨ばかりを大量に買うのは、ちょっとねえ。一度、この国産「戎はるさめ」を食べてみたい、と思っていたら、なんと放送の次の日に、近所のスーパー、ハーベスの店内で「戎はるさめ」の70グラム入りを発見したよ~。もちろん直ぐに購入しました。70グラム入りで159円です。中国産の春雨に比べるとちょっとお高いですけど。

で、妻はさっそく炒め物に使った。袋から取り出してみると、そんなに透明感はない。むしろ、ちょっと濁っているのかな。そしてはるさめの炒め物が、食卓に並べられました。箸で触った感触としては、結構しなやか。で、一口食べてみると、もっちもちして柔らかい。ええっ~、春雨って、こんなにいい食感があったんだ~、と驚きました。中国産のパサパサした春雨とは、段違いのおいしさ。この国産の「戎はるさめ」は、炒め物には最適です。なんというのかな、はるさめ自体が出汁も吸っていて、はるさめに旨味が染み込んでいるのです。中国産春雨だと、ただはるさめのしこしこ感があるだけで、旨味との一体感はない。大したものです、この「戎はるさめ」は。とってもおいしいから、一度買うと、やみつきになりそうです。「戎はるさめ」はハーベスという奈良や大阪のスーパーで売っていますよ。

母が亡くなって、2年が過ぎた。

2011-05-23 01:18:31 | Weblog


2年前のこの日、母は88歳で亡くなった。つまり今日は、本来なら三回忌なのだが、父の意向で私たち3人でひっそりと墓参り、ということになった。2年前の、四十九日の法要で、20数人の親戚縁者を集めて会食をしたのだが、あまりにも母の話題が出なくて寂しい思いをした父だった。だから、いつもの月命日と同じく私たちだけの墓参りだ。もう、あれから2年が経つのですね、早いものです。それほど速く、3年、5年、10年、20年と、時間はますます加速度を上げて進むことでしょう。

去年のこの日のブログには、母が病院でどのような治療を受けながら亡くなったかを書いた。今日は、母の何を書こうかな。そういえば、子どもの頃から、あんまり母に叱られた記憶がない。まあ、何でもそこそこ要領よくやる方だったし、成績も別段悪くなかったから。だから、母は私を叱る理由がなかったと思われる。その分、小学校や中学校の先生にはよく叱られたなあ。中学校ではビンタや拳骨をくらうのは当たり前だったから。で、その叱られる理由の私の態度が、母親の耳に入る。あんたは、勉強を舐めている。天狗になっている。それでも、決して叱らなかった。呆れていたんだろうな。

で、もって、高校に通うようになって、ますます叱らず、口を挟むこともなかったと思う。予備校や大学に通っていた頃は、むしろ私が母に当たり散らしたことがあったと思う。難しい思春期だったのだろう、と自分で言い訳。母に辛く当たったのはほんの1回だったはず。ごめんな~、すぐにあんじょうするから。なんかのウエアの綻びを怒ったのだと思う。済まなさそうな、悲しそうな母の表情を覚えている。それ以来、私は母に対して無理難題や無茶な頼み事はしなくなった。人間どこかで我が儘な部分が出てくる。いかに早くそれに気づいて、自己修正をするかですよね。相手の立場が弱いと、我が出てくる。父は言う。お母ちゃんは、文句ひとつ言わずに一緒に付いてきてくれた。母だって、どこかで誰かに文句は言っていたのですよ。それで、良かったのだと思う。