さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

仙台から、岡山への引っ越し。

2011-05-09 15:39:50 | Weblog
妻の知人の娘さん家族が、仙台から岡山に引っ越すことを決めたという。娘さんご夫婦には、3歳と1歳の息子さんがいて、仙台のご主人の両親実家で6人で暮らしていた。地震でも、家に被害はなかったのだが、なにせ福島原発の放射能の心配があったらしい。新聞の発表では、仙台は1時間あたり0.1マイクロシーベルト。そりゃ政府発表の1時間あたり3.8マイクロシーベルトでも、1年換算にすると20ミリシーベルトだから安心しなさい、といっても不安ですよね。

で、アメリカでは、子どもにとって年間20マイクロシーベルトは発癌リスクを200人に1人まで高めるものだと指摘している。日本政府が福島原発から飛散した放射能の子供たちへの許容被曝線量の基準を高く設定したことに、これはおかしいと言っている。アメリカでは、原子力関連施設で働く人の1年間許容量の平均的な上限が年間20ミリシーベルトとされているそうな。原子力関連施設の作業員と、街で動き回る子供たちの許容量が同じなんて、あまりにも解せませんよね。ま、政府はパニックを引き起こさないためにも、許容量の上限を高くしたのだと思いますが。

で、仙台の娘さんご家族は、やっぱり不安になって、初老のご両親はさておいて、子供たちのためにも、移住を決めたらしい。もちろん、引っ越し先の候補地で東京は論外。放射線量で、仙台と東京とではさほど変わらない。本当は、沖縄まで行きたかったらしいのですが、仕事が見つからないということで岡山。奥さんの実家の近くに落ち着いたらしい。で、東京電力は、このような人まで補償はできるのでしょうか。原発事故によって不安を与えた代償はあまりにも大きい。これは、10年、20年で収まるとは思えない。200年、300年かかっても、原発地域の不安は消えないでしょう。東京電力は、初動の失敗を未来永劫、肝に銘じなさい。もう、取り返しはつかないのだから。中部電力の浜岡原発も、護岸工事が完成するまで、停止した方がいいと思うよ。

妻のおひとり様1日限定、お菓子教室。

2011-05-09 00:48:29 | Weblog


我が家に小さな生徒さんが、かわいいエプロン姿でいらっしゃいました。小学校2年生の女の子です。前々から、約束していたご近所の女の子。妻は、お菓子を一緒に作ろうね、と約束していたみたいです。ボールに小麦粉やバターを入れて、水で溶いたものなどをあらかじめ用意して。妻が、はい、かきまわして、というと、ぐい~んとかき混ぜ機が音をたてて動いている。はい、それをすくってカップに入れて~。パウンドケーキを作っているようです。

今度は、はい、こねて~。それを、伸ばして~。茶色がいいかな~、緑色がいいかな~。赤いのも作れるよ~。妻の声に呼応するように、女の子の笑い声が響きます。で、ちょっとしたインターバルで、女の子が言いました。今日ね~、パパとママがケンカしたの。ママは、お家出て行くって言ったんだけど、出て行かなかったのよ。あははは、お家の事情が丸わかりですね。皆さん、できる限り、家庭円満で行きましょうね。小さな子どもは、どこでもおしゃべりしますから。

で、クッキー作りがはじまりました。これ、ママ。という声が聞こえてきます。あれ~、パパのも作ろうよ、と妻が。お父さんのは、ちょっと小さめだったようです。で、最後に、チョコで何か言葉を書いています。ありがとう。そうか、今日は母の日だったんだ。そして、女の子は、まず、ご近所に住む、おじいさんとおばあさんの家にお菓子を届けて。すると、おばあさんは、が~るちゃんが作ったんやたら飾っとかな、もったいのうて食べられへんわ。ま、食べてやってくださいと、妻が。そして、母の日クッキーと、パパクッキーは自宅に。きっと、パパとママのご機嫌は直ったことでしょうね。妻よ、お疲れ様。