さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

五條市のかげろう座は、5月29日(日)ですよ。

2011-05-15 16:18:47 | Weblog
かげろう座とは、奈良県五條市の新町通りを中心に、1年に1度だけ開催される市なんです。平成5年の第1回は出店者80店舗で買い物客は2000人だったのが、去年の18回は出店者450店舗で買い物客はなんと6万8000人まで増えました。凄いでしょ。で、その去年も私たちは行きました。購入品は、靴下、もちろん奈良県産です。バスタオルは、泉州産です。竹でできた鬼おろし、大根おろし器ですね。地元の醤油。しいたけ。花の鉢。などです。そりゃ~、450店舗もあるので、衣料品や、バッグ、工芸品、手芸品、リサイクル品など、いろいろなものが売っています。それが結構安いのですよ。近郊の方は、ご存知ですよね。

いつも思うんだけど、市があってこそ、人が集まるのですよね。ショッピングモールや、大都会の百貨店や専門店も楽しいだろうけど、青空の下の市って、独特の楽しさがあるのですね。そんなわけで、奈良県五條市お近くの方は、ぜひお出掛けくださいね。詳しくは「かげろう座」で検索してくださいね。5月29日の日曜日、朝の10時から、16時までです。雨天決行ですから。町おこしは、やっぱり市からですよね。だから、広陵町の靴下の市も、もっとPRを頑張ろうよ。だから、あなたの街の市やイベントももっと頑張って宣伝して人を集めましょうよ。そんなわけで、かげろう座は、あと2週間に迫りました。

なんと、あの大阪へ出掛けた父。

2011-05-15 01:37:22 | Weblog


今日、いつも通り父のマンションに立ち寄った。すると父は、「今日はちょっと腰がいと~てな」という。「どうしたの?」と私たちが聞き返すと、急にうれしそうな顔をして「昨日、大阪にいってきてん」という。すると、父は三越伊勢丹やルクア、さらにシネマスクエアのフロアパンフレットを私たちの前に差し出した。「そう、行ってきたんだ」と私たちは感心した。そこで、うろちょろと歩き回ったのですね。そりゃ~、この夏には91歳を迎える父です。やっぱりカラダに堪えますよ。

で、さらに「今までの大阪駅は下に降りるしかなかったんや。ところが、上に行くエスカレーターがあるねん。改札口を出たら、南が大丸や。北がイセタンで、ごっつう広おて便利や。イセタンの前にも、座るとこがいっぱいあるから楽やで」と、目を輝かせて言う。1時間ほどかけて、わざわざ大阪まで出掛けていく。この好奇心、行動力が父の元気の源なんですね。「イセタンはたいしたもん、おいてへん。あんなものあかんわ」と父が言う。いわゆる父好みのブランド物が、入ったフロアになかったのです。父は、エルメス、ダンヒル、バーバリー、アカスキュータムがお好み。エルメスなどは、ヘルメスと言いますから。フランス語では、Hは発音しませんから。パンフレットをチェックしている妻が、「お父さん、あるよ。紳士物はもっと上の階よ。お父さんの好きな、ライカもあるよ」。その日も父は、ライカを持ってパシャパシャと撮影してきたという。ライカという妻の言葉に、またきっと、父はひとりで大阪へ、伊勢丹のライカショップに行くな~と感じた私でした。

そこで、はたと気づいた私。そうか、父は関西人だったんだ。ほら、新しいものができたら、とりあえず行ってみようかというのが大阪人というか、関西人。5月4日のオープン時には50万人以上の人が押し寄せたとか。父も、あんな混んでるとこにはいかへん、と言っていたのが、やっぱり新しいものは見てみようというのが、関西人の父なんですね。私たちなんて、夏が過ぎて、ほとぼりの冷めた秋ぐらいに行こうか、なんて言っているくらいですから。いや~90歳の父、その行動力、好奇心は恐るべし。一応、尊敬します。でも、私は混んでいるところは嫌いだから。