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世界中の憧れのまと、ココ・シャネルの生涯・・というよりは、彼女の一番輝いてた、愛の一部分を見たような感じだ。
孤児院育ちのガブリエル、その後ココと呼ばれるようになるが、お針子をしながら酒場で歌をうたい、なんとかその日をしのいでいるが、酒場で知り合った富豪のバルザンのところで暮らすようになり、囲われも者のような扱いを受ける。
バルザンの手のひらの中で転がされ、そこから這い出せないかと思えたが、徐々に自分の個性を発揮していく。
羽にフリルにレースひらひらのパーティの中で自分流のワンピースを着る。女性の乗馬は片座りの作法の中で、ズボンをはいたガブリエル。そして彼女の才能を発揮したのが帽子だった。
あくまでも自分の囲いものという地位から動かそうとしないバルザンの友人、イギリス人の“ボーイ”に出会う。
彼女を認め、助け、一番の理解者であった彼は、ガブリエルと愛し合うようになるが、その矢先、訃報が飛ぶこむ。“ボーイ”の死。愛するものを失って、愕然とするガブリエルだったが、彼女には仕事がある・・・。
と言うようなものすゴーく上っ面の人生をさらっと追ったようにしか見えなかった。とんとんとうまくいって、愛は成就できなかったけど、さらっと生きていったんだ・・・と言う印象しか残らなかった。
ココのキャラというよりは、オドレイ・トトゥの少々浮世離れした佇まいが、どんなことがあってもどこ吹く風で、するするとくぐり抜けちゃう・・という感じに見えちゃう。そこが製作者の狙いなら成功だろうが、全体的に軽く感じられてしまった。
ブランド品などに一切興味もなく、どれがシャネルの製品なのかもさっぱり知らない私だが、やはりそれでも見たいのはシャネルのシャネルらしいファッションとか、アイデアだと思う。辛味のないカレーみたいな感じがした。それはそれで味があるのだが、肝心なものがないみたいな・・・。
あれはアレッサンドロ・ニボロ・・・とわかっていつつも、そう見えなかったニボロに敢闘賞をあげたい。
つうことで、続けてみたお次は『ココ・シャネル』。
◎◎○
『ココ・アヴァン・シャネル』
監督・脚本 アンヌ・フォンテーヌ
出演 オドレイ・トトゥ ブノワ・ポールブールド アレッサンドロ・ニボラ マリー・ジラン エマニュエル・ドゥボス
孤児院育ちのガブリエル、その後ココと呼ばれるようになるが、お針子をしながら酒場で歌をうたい、なんとかその日をしのいでいるが、酒場で知り合った富豪のバルザンのところで暮らすようになり、囲われも者のような扱いを受ける。
バルザンの手のひらの中で転がされ、そこから這い出せないかと思えたが、徐々に自分の個性を発揮していく。
羽にフリルにレースひらひらのパーティの中で自分流のワンピースを着る。女性の乗馬は片座りの作法の中で、ズボンをはいたガブリエル。そして彼女の才能を発揮したのが帽子だった。
あくまでも自分の囲いものという地位から動かそうとしないバルザンの友人、イギリス人の“ボーイ”に出会う。
彼女を認め、助け、一番の理解者であった彼は、ガブリエルと愛し合うようになるが、その矢先、訃報が飛ぶこむ。“ボーイ”の死。愛するものを失って、愕然とするガブリエルだったが、彼女には仕事がある・・・。
と言うようなものすゴーく上っ面の人生をさらっと追ったようにしか見えなかった。とんとんとうまくいって、愛は成就できなかったけど、さらっと生きていったんだ・・・と言う印象しか残らなかった。
ココのキャラというよりは、オドレイ・トトゥの少々浮世離れした佇まいが、どんなことがあってもどこ吹く風で、するするとくぐり抜けちゃう・・という感じに見えちゃう。そこが製作者の狙いなら成功だろうが、全体的に軽く感じられてしまった。
ブランド品などに一切興味もなく、どれがシャネルの製品なのかもさっぱり知らない私だが、やはりそれでも見たいのはシャネルのシャネルらしいファッションとか、アイデアだと思う。辛味のないカレーみたいな感じがした。それはそれで味があるのだが、肝心なものがないみたいな・・・。
あれはアレッサンドロ・ニボロ・・・とわかっていつつも、そう見えなかったニボロに敢闘賞をあげたい。
つうことで、続けてみたお次は『ココ・シャネル』。
◎◎○
『ココ・アヴァン・シャネル』
監督・脚本 アンヌ・フォンテーヌ
出演 オドレイ・トトゥ ブノワ・ポールブールド アレッサンドロ・ニボラ マリー・ジラン エマニュエル・ドゥボス
男性に媚びず、自分を貫き通す強さを持ったココは、確かにシャネルの創始者に相応しい才能を持っていたのだと感じられはしましたが、ここから先が見たい!と思うところが、ザックリ切り取られてしまっていたので・・・。
ちょっと勿体無かった気がします。
確かに上っ面というか、所々でガブリエルがファッション的な才能を垣間見せたりしてくれるんだけど、ほんとさらっと流されちゃって。これだとわざわざシャネルを題材にした意味が無いように感じました。
要は恋愛物語が中心に据えられるなら、シャネルじゃなくてもいくらでも人がいると思うんです。スタイルを作っているとまで豪語する彼女を題材にした伝記映画なら、彼女自身のファッションへの拘りや、成功までの努力が恋愛と同から待っているのかが見えないと意味がないんじゃないかと。
見終わって、・・・・消化不良のままでした。
戦争との関係とか、彼女のもっと激しい戦いとガ見たかったです。
で、次のを見て、補完出来ました!
そしたら、もっともったいないかも。
せっかくのスゴイ女性の生き方を、もっともっと強く描いてもらいたかったと思います。
才能はあったよぉ、というのは伝わったのですが、もっと苦悩とか、それこそ苦労とかは、見えてきませんでしたもんね。
ちょっと拍子ぬけになってしまいました。
せっかく母国フランスが製作したのに、
少し残念な気がします。
そのツボを見事にはずしてくれたような感じでした。見たいとこが違う!!よお。
アンヌ・フォンテーヌ、「ドライクリーニング」の監督ですが、sakuraiさん、10数年前フォーラムで見てませんか?
「ドライクリーニング」すごく面白かったので、「ココ・アヴァン・シャネル」も期待して来週見たいと思っているのですが、どうしようかなーと悩んでます(笑)。
映画として求められるものと、皆がしってる一人の人間を描いたものとしてのボリュームの違いのような気もします。
こういうことを知りたかった、こういう描き方で、見たかった・・・というツボが、シャーリー版の方が素直にはまってた。
はいはいはい、見ましたよ!!「ドライ・クリーニング」!!
もう今はさっぱり見ない、ミュウ・ミュウと、スタニスラフ・メラール君が、ドキドキものの不倫でしたかね。
その後、スタ君も見ないですね。
TVシリーズの「岩窟王」あたりでお目にかかりましたが。
なので、そのイメージ手で行くと、あれ?と思っちゃいます。
これが成功の秘密なら、シャネルが怒って墓から出てきちゃいますよ。だって、あれじゃあ、愛人になって成功したってことになっちゃう。
もっともっと服を作ったり、そのデザインに悩んだりみたいなのが欲しかった。
その鼻で笑ってそうな貫禄がシャーリー版では、しっかと出てますので、どうぞお楽しみに。