迷宮映画館

開店休業状態になっており、誠にすいません。

孫子≪兵法≫大伝

2011年01月25日 | TV
WOWOWの連続ドラマ、朝鮮戦争を描いた「ロードナンバーワン」が終わってしまい、少々さびしいこのごろ。お嬢様・スヨンと、使用人の息子・ジャンウの恋。身分違いの二人は、将来を誓い合う。

ジャンウは、軍隊に入り、パルチザン戦線に加わって、歴戦の戦士に。ジャンウの帰りを待つスヨンは、医者になる。しかし、待てども待てどもジャンウは帰ってこない。死んでしまったとの通知を受けて、周りの人たちは、諦めるように諭すが、どうしても諦められない。

そんなとき、スヨンのいる村に駐屯していた軍隊のシン・テホ少尉が、スヨンに一目ぼれ!!押しに押しまくってスヨンと婚約までこぎつける。。。で、ここからカタストロフィが始まるわけで、ジャンウが帰ってきた!!

完全三つ巴状態で、一体この3人はどうなるんだあ??とまさにそのときに、朝鮮戦争が勃発。ライバルだった二人は、長い長い戦線の中で、無二の親友になっていく。

でもって、スヨンとくっついたり、分かれたり、生死の境をさまよったり、行方不明になったり、はちゃめちゃな展開はいつも韓国ドラマの定番で、はらはらどきどき!!ビビンバテンコ盛りの20話が終わってしまいまして、次は何に??

さてさて次の連続ドラマでつばつけたのが、年末から土曜の朝!!この時間にですか?という『孫子≪兵法≫大伝』。いわずと知れた孫子の物語。中国古代、戦乱の春秋時代に活躍した、兵法の達人、孫子の人となり、です!

かなり有名な人ですから、説明は不要と思います。んでも、実際に彼がどのような人生を歩んで、どうやって己を兵法を後世名を残すものにしたのかは、そういや、よーわからん。お勉強のつもりで、せっせと見ることにしま~す。

孫子に扮するのが、チャン・ホンイー(張豊毅)。。。うーん、この人は現代劇にはもう出れないのでは!と思うくらい、古代の人ばっかり演じておるようですが、中国ではどういう扱いなんでしょ。「項羽と劉邦」では、劉邦、「始皇帝暗殺」では刺客の荊訶、記憶に新しいところでは「レッドクリフ」で、曹操を憎憎しげに演じておりました。今度は孫子ですわ。

「覇王別姫」で、レスリー演じる、程蝶衣という京劇の女形の相手役、いかにも男らしい段小樓という直情的な役を演じて、レスリーに愛想をつかされた逸話の残る人。細かな感情の起伏や、叙情的な雰囲気がどうしても理解できないでいる!!と、かなりレスリーはストレスを感じたそうな。

当時は、香港と中国では、映画のレベルもかなり違っていただろうに、レスリーもまったく・・などと思うと同時に、並大抵のプロ根性ではなかったんだ!ということを改めて感じます。

呉王闔廬は「レッドクリフ」の劉備をやったユウ・ヨンと、なんだか見慣れた人が多いのだが、次回はいよいよ有名な「孫子勒姫兵」の逸話の回。話は回を追うごとに盛り上がっております。35回の長丁場。見逃さないようにせねば!!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿