迷宮映画館

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赤と黒

2011年09月14日 | TV
先週からBSプレミアムで放送している日韓共作ドラマ。
さっぱり見たことない役者さんたちばっかりで、これはどうかなあ~と思いつつ、鑑賞。絶対にどっろどろ、ぐちゃぐちゃの三角間関係、四角関係、復讐ねばねばの物語なんだろうなあと思いながら見始めたが、これがまた面白い。

ここまでやるか!!のいつもの韓流、ビビンバ盛りもしっかり健在。なかなか前に進まないいらいらいした展開もそそります。

いきなりの交通事故で、正体不明の男をはねたジェインという女性。ジェインは男に振られたばっかりで、傷心だったんだけど、このふられ方が半端ないです。母親に「身分が違うから・・」って、金突きつけられるって、一体いつの時代の話よ?と思うのですが、韓国ではありなんでしょうか?

跳ねた男の背中に大きな傷。でもふらふらとその場を立ち去ったところに、鋭い悲鳴が。。。。女性の飛び降り死体があって、騒然となります。

その前置きがあって、後は怒涛の展開。傷の男はスタントマンの仕事をしていたゴヌク。でも、彼には壮絶な過去があったと。小さい頃、いきなり名だたる財閥へイングループの庶子だとされて、へイン家に無理無理入る。優しい両親から引き離されて、ここの家の子になるんだよっと。

でも、それが間違いとわかると、犬にように捨てられ、迎えに来た両親は事故で死んでしまう。その後は施設で暮らし、アメリカに渡り、そして韓国に帰ってきた。復讐の鬼となって。当然、相手は自分を両親から引き離し、勝手に養子にしたかと思うと、ぽいっと捨てて、後は知らんふり。

自分たちがどんなことをやってきたのかも知らずにのうのうと暮らしている彼らに、どうしても復讐をしなければならない・・・。

てな感じで、本当はこっちが息子だったんです!っていう後でからへイン家に来た別の息子と、この二人の間をあっちにふらふら、こっちにふらふらの最初の事故った女の子の二股振りとか、へイン家の娘で人妻なのにゴヌクにどんどんとはまっていくテラさんとか、ほんとにビビンバてんこ盛りっす。

日本バージョンもなかなか興味深く、「アンティーク」でお目にかかったキム・ジュウク君の堪能な日本語ぶりに、見所満載でありやす。

後、2日しかないんですよね。主人公のさびしげなお目目が素敵なキム・ナムギルが、急遽入隊となり、20話だったのを3話削ったんだとか。そんなのもありなのね。仕事が入ってます!ということで、入隊延期なんて措置はないのでしょうか。

韓国のドラマを見ていると、必ず破綻させる人、カタストロフィを生み出す人がいかに凄いか!だと思うのですが、今回はヘイングループ総帥の妻、おかあちゃんです。この人凄すぎる!!圧倒されます。



惚れっぽいあたしは、すっかりやられてます。これは「善徳女王」とやらも、見ないとなんないっすね。


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