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ブルゴーニュ地方の葡萄畑で働くソブロン。ワイン作りの腕は確かだが、しがない小作人の彼に、自分の思い通りのワインを作ることなどは不可能。収穫の手伝いに来ていたセレストに一目ぼれをする。
父親の反対を押し切って結婚するが、とことん貧しい生活で、立ち行かない。なんとかしようと、ナポレオン軍に参加して、小金を稼ごうとするが、ロシア遠征で大敗を喫してズタボロになって帰ってくる。
父親は亡くなっており、セレストがかつかつに働いていたが、畑は荒れ果て、悲惨な状況になっていた。ソブロンの支えになっていたのが、天使。大きな羽根で畑に舞い降り、ソブロンに葡萄の苗を渡し、荒れ果てた尾根に葡萄を植えるようアドバイスをする。
食べるものもなく、とことん貧しい中、1815年、最高のワインが出来る。いいときも悪いときもある。豊作のときもあれば、不作のときもある。ワインも人生もまさにその通り。
その後の人生も紆余曲折、さまざまな試練が次々とソブロンと襲うが、そのつど彼の転機になるのが天使の存在だった。
と、ストーリーを書こうを思ったのだが、なんだか話の脈絡がめちゃめちゃで、筋道立てて書けない。冒頭、1808年と出たと思うが、その後のロシア遠征(1812年)の時期に、一年もかからなかったはずの遠征がえらく時間がかかっていたりと、どうにもすとんと落ちない。
一番すとんと落ちなかったのが、天使。いやギャスパー君の天使姿は、なかなかの萌え要素なのだが、なんだかもごもごとはっきりせず、彼のアドバイスによって素晴らしいワインが生まれた・・というより、苗をあげただけではないかと。おまけに言ってることは、超当たり前だと思う。いいときもあれば、悪いときもある!ってあんたに言われなくても・・・。
ワインあの味を表現するのも、奇跡の15年産は、どうやっておいしくなったのか!土の味・・などと言われた味が、時間を置くことによって、どういう変化が生まれていったのかを追ってないので、15年産の価値がよーわからん。
一番気になったのが、カメラワーク。やけにせわしなく感じて、目が追っていくのが大変だったのは事実。もっと叙情的に、しっとりと見せる映画なんだろう・・・と勝手に思い込んでたもんで、拍子抜けの感じ。
最近めきめきいいジェレミー・レニエはうまさが光って、とってもいい存在感。ヴェラ・ファーミガもぴったりの女主人ぶりで、役者はとってもいいのに、うまくない脚本と、せわしないカメラに活かされてないように感じた一本。
ソブロンは、ちゃんと年取ってるのに、セレストがそのまんまっていうのも、違和感あったなあ。勝手に自分が思い込んでたものと違う。。。というだけかもしれないが、肩透かし映画だった。
◎◎
「約束の葡萄畑 ある醸造家の物語」
監督 ニキ・カーロ
出演 ジェレミー・レニエ ギャスパー・ウリエル ヴェラ・ファーミガ ケイシャ・キャッスル=ヒューズ ヴァニア・ヴィレール エリック・ゴドン パトリス・ヴァロッタ ジャン=ルイ・スビーユ
父親の反対を押し切って結婚するが、とことん貧しい生活で、立ち行かない。なんとかしようと、ナポレオン軍に参加して、小金を稼ごうとするが、ロシア遠征で大敗を喫してズタボロになって帰ってくる。
父親は亡くなっており、セレストがかつかつに働いていたが、畑は荒れ果て、悲惨な状況になっていた。ソブロンの支えになっていたのが、天使。大きな羽根で畑に舞い降り、ソブロンに葡萄の苗を渡し、荒れ果てた尾根に葡萄を植えるようアドバイスをする。
食べるものもなく、とことん貧しい中、1815年、最高のワインが出来る。いいときも悪いときもある。豊作のときもあれば、不作のときもある。ワインも人生もまさにその通り。
その後の人生も紆余曲折、さまざまな試練が次々とソブロンと襲うが、そのつど彼の転機になるのが天使の存在だった。
と、ストーリーを書こうを思ったのだが、なんだか話の脈絡がめちゃめちゃで、筋道立てて書けない。冒頭、1808年と出たと思うが、その後のロシア遠征(1812年)の時期に、一年もかからなかったはずの遠征がえらく時間がかかっていたりと、どうにもすとんと落ちない。
一番すとんと落ちなかったのが、天使。いやギャスパー君の天使姿は、なかなかの萌え要素なのだが、なんだかもごもごとはっきりせず、彼のアドバイスによって素晴らしいワインが生まれた・・というより、苗をあげただけではないかと。おまけに言ってることは、超当たり前だと思う。いいときもあれば、悪いときもある!ってあんたに言われなくても・・・。
ワインあの味を表現するのも、奇跡の15年産は、どうやっておいしくなったのか!土の味・・などと言われた味が、時間を置くことによって、どういう変化が生まれていったのかを追ってないので、15年産の価値がよーわからん。
一番気になったのが、カメラワーク。やけにせわしなく感じて、目が追っていくのが大変だったのは事実。もっと叙情的に、しっとりと見せる映画なんだろう・・・と勝手に思い込んでたもんで、拍子抜けの感じ。
最近めきめきいいジェレミー・レニエはうまさが光って、とってもいい存在感。ヴェラ・ファーミガもぴったりの女主人ぶりで、役者はとってもいいのに、うまくない脚本と、せわしないカメラに活かされてないように感じた一本。
ソブロンは、ちゃんと年取ってるのに、セレストがそのまんまっていうのも、違和感あったなあ。勝手に自分が思い込んでたものと違う。。。というだけかもしれないが、肩透かし映画だった。
◎◎
「約束の葡萄畑 ある醸造家の物語」
監督 ニキ・カーロ
出演 ジェレミー・レニエ ギャスパー・ウリエル ヴェラ・ファーミガ ケイシャ・キャッスル=ヒューズ ヴァニア・ヴィレール エリック・ゴドン パトリス・ヴァロッタ ジャン=ルイ・スビーユ
残念です。天使が人間になるというのが、
おかしいのか?どうか、、、。
やっぱり不自然ですよね。
それと何だかいらないような場面も結構あった
ように思うのですが?
ジェレミー・レニエ、英語圏シネマにデビュー
したのにこれまた残念です。
おまけにいままでなかなか骨太のいい映画を作ってきた監督さんなんで、期待大きかったんですよ。
なもんで、ちょっとギャップが大きかった。
羽とればああなるって、どう考えてもおかしいやろ!って突っ込んでました。
無駄に脱がせてましたしねえ。
うーん、残念な一本でした。
(爆)うんうん、確かにそーだ!ww
>おまけに言ってることは、超当たり前
>いいときもあれば、悪いときもある!ってあんたに言われなくても・・・。
(爆)これもそーだそーだ!
あ、私はこの作品凄く気に入ってるんです。でもね、sakuraiさんの突っ込みは正に的を得てると思うデスよ。ウン、そりゃ確かにそうだ!って思えるもの。(笑)
いつもの私なら天使見た瞬間にドン引きなんですけどね。今回はなんか良かった。全然気にならんかったです。羽とったらねああなるんですよ。『レギオン』で経験済みだったんで耐性ができてたのかも。(笑)
お百姓さんて、だれよりも土地のことをわかり、お天道様を見て、風と水を読んでるはずだべ!と思ったりして。
果実は、やせた土地の方がいい!というのも常識のような気がしたんですがね。
やっぱあの羽は引きました。いや、ギャスパー君はとってもよかったんですがね!
同じところで作ってるせいか、味にあまり大きな変化はないようですが、酒ってのは生き物ですね。
食べ物もそうですが、感謝する相手はお天道様だよなあってね。