犬とオオカミの時間

第一話目、冒頭いきなりのカーチェイスから始まって、何が何だかわからない展開のまま、今度は少年少女時代に・・・。

少年スヒョンの母は検事。凶悪犯罪を追った国家情報院だった父は殺され、母と二人で暮らしていたが、出会った少女、アリと仲良くなって、さびしかった毎日が楽しい日々に変わったころ、母親が、目の前で殺されてしまう。

そして、その殺し屋の正体は・・・。

父の同僚だったジュンホに引き取られ、韓国で育ったスヒョン。一緒に育ったジュンホの息子、ミンギとともに、やはり国家情報院の一員となる。凶悪犯を追う毎日の彼らは、一人の女性、ジウと出会う。ジウこそが、スヒョンがかつてタイで出会ったアリだった。

また会えるとは思っていなかった二人。しかし、ミンギもジウを憎からず思っている。そんなときにスヒョンの目の前に忘れもしない母を殺したあの男が現れる・・・。

てなことで、１６回の話のうちの３回が終わったばかりなのだが、はっきりって、面白い。『エアシティ』で、空港での国家情報院のお仕事ぶりを見せていただいたが、今度はもろにそこの仕事ぶり。

で、その剛腕ぶりを発揮するはずだったのに・・・・さっさと首になってしまい、そうなる事やらのジュンギなのだが、いやーーー、ジュンギ君、うまい！好青年風のさわやかな笑顔もなかなかならば、仇に出会った時の制御不能の表情のなんと素晴らしいこと。

『エアシティ』で、にやけたジョンジェの、でもかっこええ姿が見れなくて、さびしかったのだが、ジュンギ君の意外なまでものうまさに引き込まれております。やはり韓国ドラマ、侮れません。

『太王四神記』も、じわじわと面白くなってきまして、いやーー、どっちからも目が離せません。