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女性が自由になれば世界平和が達成される。

2015-07-16 | 社会問題
暇人たちは、何時でも何処でも世紀末を信じて、滅亡説をライフワークにし、

またある暇人は「この世界はダメだ」という厭世主義であり、

そのまたある暇人は「もう無理」とする末法思想であるが、そのほとんどが驚いた事に男性である。

どうやら男性は子供を産めない為に「暇人」になってしまうようであり、産むのは女性で喪うのは男性、そんなところか。


哲学の巨匠であるヘーゲルは自由の実現こそが世界の進歩であると断言したが、一つだけ言い忘れた事があるようだ。

世界史は自由の意識の進歩であるから、世界史とは女性の意識の進歩にあると言うことである。

低次の矛盾は高次の段階に移行する事で解決されるように、全体は一部の有機的統一のきっかけとなる。

またヘーゲルの弁証法とは一度対立させて止揚する考えだから、現代の自由を更に発展し批判させるとどうなるか考察してみる。

市民社会とは、そもそも個人は自由に権利と欲求の充足を求め、仕事を通じて相互に依存するものである。

それは対等の契約で結ばれた人倫であり、法律と行政が管理する経済社会であると同意する。

市場では競争原理が科学や生産性を発達させるが、この社会は各人が互いに自己の欲求の為に利用し合う欲望の体系に他ならず、

全体と個人とが分裂した「人倫の喪失状態」でもあるから、国家がするべきことは止揚することである。つまり社会の発展だ。

ただ現代は最高の人倫状態であるはずの国家が事実上機能不全に陥っている。

民主主義国家が資本主義経済に否定され振り回された状態で、その矛盾を止揚するものが何かを問われているのである。

もう既に、一国では解決できない情勢だから、世界国家建設が必要になるのは必然である。

実際、国家が経済によって問題が解決出来ないでいるから、世界中のエリート集団が模索しているのが現状であるが、良いアイデアに恵まれていない。

現代の国際連盟は世界に貢献する機能が疑わしいから、私達は一発で問題を解決する新しい世界観が必要だ。

人々の目を開かせる啓蒙思想が何よりも必要なのである。