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一度、全てを疑え。

2015-07-10 | 社会問題
世界は男性崇拝の木の上に立つ、禁断の果実によって創出している。

世界は男性社会と女性社会と・・・、分れていない。

世界は女性社会でしか見えない新しい世界観が存在する。

私達の悪意と呼ばれているその多くは善意によって誘導されて行く。
悪意であるように、思われたものでも気付けば、それが社会の発展に大きく役立つことがある。

事実、私達の動機は純粋とは言い難いものがある。
善意で始まり、善意で終わることは稀にしか存在しない。

全てを疑うならば、当たり前に存在する、男性社会が一番の問題なのかもしれない。

なぜなら、人類の記録を見れば判るように、歴史は男性社会の片側しか描かれておらず、
もう一方である過半数の女性たちには気にも掛けていないからである。

もし仮に歴史が女性に手によって描かれていたなら、戦争や闘いの歴史よりもむしろ違った歴史になるに違いなく、
また、歴史が「女性」よりも「力」を優先するならば、社会は安易な者たちの手によって築かれて行く現実となり、そして何より見境ないのは、醜さと、苦しさと、汚らしさである。


実際、女性も男性同様に素晴らしい労働者で、その労働秩序や社会の限界には女性が貢献し、一つの礎であり、自然な姿でもある。

男性はこの過半数の女性たちに支えられた人たちの配慮と援助が報酬へと繋がっている事実である。


私達の毎日の生活は、なぜだか解らないが、楽しい事ばかり続かない。

楽しい事を引き延ばすには苦痛を道づれにしなければならない。

悩みや苦しみがそれ自体、無くなることは一瞬でしかなく、そのほとんどが仏陀やストア派の言う様に「一切皆苦」である。
さしずめ、この世は地獄さながらの楽園かもしれない。

それでも女性たちは、どんな無常な仕打ちにあっても、怒りや憎しみを上手にコントロールしながら、
綺麗事では生きられないこの厳しい環境に適応している健気な善者であると言えるのです。

まして、女性たちは国家や社会の脅威にはならない。むしろ国家と依存し合いながら、共存している。

安全で安心な社会に従事する強い意志を持つ者たちである。それは社会にとって必要不可欠な存在であると断言できる。

なぜなら、女性たちはこの国に愛着を感じ、文化を担い、国家の繁栄に手を貸し、社会福祉に大きく貢献して来た事実であるからだ。

実際、女性が国家を転覆させた事実など一度たりとも記載されていないように、
日本人の重要な情緒による人間関係や生活習慣にも、女性たちの協力が必要なのである。

そしてなにより、時の権力者たちはこの女性たちの活用者であると同時に、
出来の悪い指導者たちを支えている女性たちとの共存者なのである。

つづく。