酒好き文化風俗研究者

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解らないことは全て脳の病気として解決する。

2015-07-01 | メンタルヘルス
全ての社会的問題を精神障害として脳に責任を押し付けて片付けるのが一番手っ取り早いらしい。

人類の問題は全て精神病で解決する。

良く解らないが、そうらしい。なんだか胡散臭く感じる。

人間の問題の本質は確かに脳にあるかもしれないが、

全ての社会問題の解決を脳の病気だと考えて処方するやり方は薬が毒になりそうな予感だ。

だからと言って精神科医や心理学者、脳科学者の人達は一流ぞろいだから、治療すれば治ると言われれば病気だと本気で信じてしまいそうにもなりますが、病気ならば自然治療の道も残されているはずです。

確かに研究にはお金が掛るのも事実だ。

解らない事を解決すればお金になる。利権が発生して、国から補助金がもらえるから、それもまた問題解決の一つである。

そう考えると、フロイトは多くのお金持ちを生み出した英雄だ。


私達の日常の振る舞いを分類することで社会から危険分子(ガン細胞)を取り除き、正常な状態で社会復帰を可能にするならば心理学は学問になり精神科医は医者となるが、問題は根拠と実績である。精神病は発見されるものではなく発明されるものだからだ。

犯罪者を精神異常と診断して無罪を主張するやり方はどうしても納得がいかない。

仮に、犯罪者を治療すれば犯罪を犯さなくなるなら、
犯罪を犯す前に治療することで犯罪を未然に防ぐことが出来れば、
優れた学問として学校教育に取り入れるべきだと思う。
日本の教育は犯罪者を育てるような不完全な教育だからだ。

事実、留置所にしろ刑務所にしろ簡易刑務所にしろ、犯罪者が一杯で満員状態、犯罪者の空き待ちだ。

強い薬による治療にしても一時的には効果があるかもしれないが、それが社会問題の解決になるとは思えないし、本人の同意を得られるか疑問である。

問題なのは、二次災害だ。自己申告する精神病患者は優秀だから治療は役に立つが、家族や社会に迷惑や混乱をまき散らす精神障害者たちの解決こそが何よりも重要だ。

実際、アルコール依存症は本人よりも家族が心配している。家族に迷惑を掛けているのが現状だ。それでいて本人は気にしていない。

そうなると手っ取り早い方法は強い薬の投与と心理学による洗脳になるのかもしれません・・・。