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第三次世界大戦は父権的なのか、母権的か、それとも・・・。

2015-07-14 | 社会問題
日々、私達の日常的な生活習慣である「道徳的な生き方」には、おのずと限界があるように、

第一次、第二次世界大戦がまき散らした民族同士の敵対と言う道徳観念の限界は、「女」によってブレイクスルーされるものである。

「女」によって世界の固定観念をチェンジ出来るのなら、男女にとって最高の突破だ。

なぜかと言うと、世界大戦の根底には、労働搾取とプロレタリアートとの対立が引き起こした戦争であり、

市民の解放が労働者解放運動に繋がり、民族の解放が民主主義へと発展した事実だからだ。

問題なのは、その解放運動に道徳的手段である思想や理想がなく、ただ行動と必要があるだけである。

確かに、必要は「生みの母」だが、その肝心な「母権制」が忘れ去られているのである。

事実、現実の男社会には限界があるが、愛と思想の世界は無限で、道徳観念は必要不可欠な要素であるが、

そこに夢やロマンが無ければ、誰も受け継いではくれないように、道徳は手段であって目的ではなく、こそに共感が必要になる。

なるほど、確かに共感が持てる女性社会では共存社会が生まれてくるし、それは聡明感があって可憐、感謝の世界だと思われるから、これはいける。

世界統一が道徳家の主観的判断だけではなく、人間性の客観的法則の上に樹立させるように、男たちは主観的な理由による、客観的な正当性との上に樹立させるべきである。

つまり、ただの支配主義では道徳違反であり、犠牲による破滅への代価となりかねない。

安心と安全を望む社会にとって道徳の象徴化の主張は間違いなく善いおこないであるし、

不安と苦痛から回避する方法として道徳を説くのは大切だが、現実には、そう上手くいっていない。

人間には生まれつき「良心」が備わっていて、創造主が何よりも合理的なのだから奇跡を信じる前に、天分よりも経験値のほうが重要となる。

したがって正しさ、あるいは正しいと考えられているものが「力」によって実在するよりも共感の方が正しさが優先される。

ゆえに、男女との共存共生に訴えかける方法が真理について利用できるという意味では、第一に有用なものであるように思えるし、男女関係の自尊心も満たされるのである。

実際、男社会が誤った行動を取るのは女性や道徳を忘れたからではなく、欲望が強すぎるからでもない。良心が弱いからである。

強い衝動と弱い良心とのあいだには何の自然的なつながりは無い。自然的な繋がりはむしろ逆である。

多くの男性による迷惑行為は無くならないかもしれないが、より確実に多くの女性たちの活躍する場が認められてそこに集中する事が第三次世界大戦からの脱却となる。

女性が社会を平和にするのは何よりもその人物の体質によるものであり、生まれ持った考え方であり、自己の規制が道徳の使命ならば、欲望の節制が未来に命じられた使命である。

男性社会にはおのずと限界があるから、女性社会と偶然とは理由なきものではなくして、原因と結果に導かれた意図である。

私達、現代人はグリーンでクリーンな生き様を選択しなければ、子供達や孫は我々の世代を決して許してはくれないだろう。