Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

ジャケ絵 3回目と4回目のラフを経て

2015-11-27 | 榊原長紀 「キミと僕」


朝6時に起きて録音
一つ仕事を納品した後
ずっとリピートして自分の音源をかけている

このところ毎日
とても長時間聴き続けている



録音する時って
自分のプレイへの駄目出しを繰り返しながら
理想形へと近づけるわけだから
終いにはもう自分の音がつくづく嫌になってしまう

レコーディング後に自分の音を聴きたがらないミュージシャンは
結構居るように思う


僕も半年前の録音し終わった直後には
自分の音などもう絶対聴きたくないと思っていたが
「自分の作品を聴く」というエネルギーが戻って来た
それは紛れも無く
小田さんの描いたジャケ絵によってもたらされたエネルギーなのだ



4回目まで修正を重ねてくださった絵と
音を合わせて聴いていると
ス~ッとイマジネーションの世界に引きずり込まれ
一日中聴いていられる


聴いていられるし
流しながら聴かないでも居られる


聴きながら入眠も出来るし
聴きながら淡い夢も観れる


何をしていても邪魔にならない


それなら無くても同じか、、と
音を止めてみると
なんだかとても寂しい気持ちになる


やっぱりこの音に居て欲しいんだと知ることになる




生活の中のどんな時にもずっと寄り添ってくれそうな作品に
少しずつ仕上がって行く




とても嬉しい


















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1 コメント

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居て欲しい音 (まき)
2015-11-27 23:59:20
それって理想的ですね。
嬉しい時、悲しい時
いつも寄り添ってくれる。
そういう音は、いつまででも聴いていられますね。
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