最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

電車の中の急病人

2006-04-15 20:04:34 | Weblog
今日は、新宿駅で跨線橋工事が大々的に行われ、
中央線、埼京線などが大幅に臨時ダイヤとなり、
鉄道オタクの息子は、
「ちょっと問題集買うついでに新宿駅を見てくる」
と言って出かけた。

私が買い物に出た間に帰ってきていて、私の顔を見るなり、
「今日僕、人命救助して来ちゃったよ!」
と興奮して語った。

新宿からの帰り、中央線快速は今日は全面運休だったので、
総武線に乗って吉祥寺に向かったそうだ。
電車が、阿佐ヶ谷を過ぎて荻窪に到着する少し前に
急に息子の乗っていた車両に中がざわざわと騒がしくなったので、
その方向を見たら、男の人が仰向けに倒れたそうだ。
電車は、荻窪に到着した。車両は10両編成の6号車。
ちょうど真ん中あたりなので運転士も車掌も気づいていない。
このままでは、発車してしまう。
息子は、電車オタクだけあって、
車掌と連絡をとることのできる非常通報装置のある位置を知っていたので、
車両の後端に走って、慌てて赤い呼び出しボタンを押したそうだ。
すぐに乗務員が出たので
「6号車で急病人です」
と伝え、乗務員から駅員に連絡され、その男の人は、
担架に乗せられ運ばれていったそうだ。

「苦しそうではなかったけど、動くことができなかったみたいだから、 やっぱり、脳かな?」
「そうね、心臓だったら、きっと苦しいでしょうから…」
「でもみんな結構知っていて、動かさない方がいいって言っていたよ!」

そう!脳かもしれないと思ったら、呼吸さえキチンとしていれば、
不用意に動かしてはいけないのよ!

大事に至らなかったらいいけど…
コメント (8)
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