今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

明日は半夏生

2022年07月01日 | 徒然なるままに
明日は夏至から数えて11日目、七十二候の「半夏生ず」です。

コメ農家の一つの区切りの日です。

現在は4月から5月にかけて田植えが行われる事が多いですが、昔(昭和30年代頃まで)は、稲の冷害や水の確保、また稲刈り期に台風を避ける為などの様々な理由で6月後半の田植えが一般的でした。

夏至が終わってから、その11日後の半夏生(はんげしょう)までが田植えの最盛期。


田植えは「夏至の後、半夏生に入る前」に終わらせるものとされ、それを過ぎると秋の収穫が減るといわれてきました。

ハンゲの語呂合せで〈半夏半毛〉〈半夏半作〉などといい、戒めとしていました。

この半夏、「烏柄勺」(カラスビシャク)という薬草のことで、この薬草が生える時期を指した名称だといわれています。


香川では農作業が一段落する半夏生のころ、田植えや麦刈りを手伝ってくれた人たちに、うどんをふるまって、労をねぎらったそうです。

そんなわけで、7月2日は「うどんの日」となりました。

また、関西地方ではタコの足のように大地にしっかり根付くようタコを食べるため、この日をタコの日としているようですが・・・

足が八本にあわせて、8月8日をタコの日としているところもあるようですね・・・まあ、おいしい物の日が沢山あるのは歓迎ですが・・・(笑)


近畿地方では収穫した小麦で「半夏生餅」を作って田の神に供えるなど、各地に半夏生ならではの風習があります。


この日に降る雨を半夏雨と呼び、田植えを終えた田んぼから、田の神様が天に昇っていくのが雨になるとも言われていました。

この日の天気で一年の作柄を占う習慣もあったとか。


そして、この日から七夕までの5日間は物忌みの日として、働くことを避け、天から毒が降るとして井戸にふたをし、野菜などの収穫もいけないといわれました。

三重県の熊野地方や志摩半島沿岸部では、この日までに田植えを終えずに作業をしているとハンゲという妖怪に出会うといわれていたりしています。


いずれも、昔の農作業は現在の何倍も重労働でしたから、本格的な夏へと変化する前に一休みしたほうが良い、という昔の人の知恵だったのでしょう。

さて散歩・・・

今日は6時前のスタートでしたが・・・やはり暑い・・・


カワウ


つがいなのでしょうか、近くにもう一羽


田んぼ


川面の反射光


カルガモの親子・・・子供たちはだいぶ大きくなってますね。




アメンボ


昨日カラスと戦っていたキジ


メスも近くにいました。


キジも飛ぶんです。


アガパンサス


おまけは我が家の庭
ヒマワリ


ブッドレア

蝶を呼ぶとして、バタフライブッシュとも呼ばれます。

カシワバアジサイ



今週いっぱいは暑い日が続くようですが・・・来週は一転雨模様みたいですね。

では、今日の続きは、また明日(^ _ ^)/~~

コメント
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