いい天気ですね。気温も高くて初夏ですね。
見出しは、今日出会ったキジ、近くにメスもいましたが・・・撮れませんでした。
田んぼに水が入って、川にいた鳥達の姿が増えました。
ムナグロです。
千鳥の仲間、シベリアあたりで繁殖して赤道付近の海岸で越冬します。
日本には春と秋の渡りの時期に姿を見せます。
ツグミとほぼ同じ体ですが、羽の長さが半端ありません。
ツグミが39センチに比べ、67センチもあります。
シベリアから赤道まで飛ぶのですから、そのくらいの翼は必要ですよね。
名前のムナグロはその姿からですが・・・これは夏羽
まだ冬羽の個体も・・・
ここで休憩して、繁殖のためにシベリアに向かいます。
次に会うのは、越冬のために赤道に向かう秋です。
田んぼには、こんなのも姿を現します。
ベニシジミ
困り者の、ナガミヒナゲシ
アヤメ
これは・・・花菖蒲かな?
シラン
桐
かぼちゃ?
チガヤ
まだ葉鞘に包まれた若い花穂は「ツバナ」といい、ほのかな甘味があるので、
昔の子供たちはよく摘んで生で食べたそうですが・・・
それもそうです。チガヤはサトウキビ(イネ科)と親戚なんです。
日ざしの強くなる頃、一面に白い穂を伸び立たせて風にそよぐ姿は、
万葉の時代から恋の歌や叙景に多く詠まれています。
萱(かや)や菅より短いので浅茅(あさぢ)と呼ばれ、万葉集にも27首登場します。
「 浅茅原 つばらつばらに 物思(ものも)へば
古りにし里し 思ほゆるかも 」 巻3-333 大伴旅人
( 心ゆくまま物思いに耽っていると、昔住んでいた明日香、あの浅茅が
一面に広がっていた我が故郷が懐かしく思われることよ )
都から遠く離れた九州大宰府に長官として赴任している旅人が、
チガヤが一面に咲いている景色を見て故郷の奈良を思い、
もう戻れないかと、ちょっと感傷的になっている歌です。
「 戯奴(わけ)がため 我が手もすまに 春の野に
抜ける茅花(つばな)ぞ 食(め)して肥えませ 」
巻8-1460 紀郎女(きのいらつめ)
( そなたのために私が手を休めずに春の野で抜き取った茅花(つばな)ですよ。
これをたんと召し上がってお太りなさい )
作者は大伴家持のお互いに心を許しあった歌友で、先輩官人、安貴王の妻で、かなり歳上の女性です。
この歌から、大伴家持はかなり痩せていたのでしょうか。
この歌を受けて、
「 我が君に 戯奴(わけ)は恋ふらし 賜(たば)りたる
茅花(つばな)を 食(は)めど いや瘦せに瘦す 」
巻8-1462 大伴家持
( 私はご主人さまに恋焦がれているようでございます。
頂戴した茅花をいくら食べても益々痩せるばかり)
と、面白おかしく、切り返しています。
もう一首、
「 君に似る 草と見しより 我が標めし
野山の浅茅 人な刈りそね 」 巻7-1347 作者未詳
( あの方に似る草と知った時から私が標縄を張った野山の浅茅です。
だからどなたも刈らないで下さい )
村の共同の草刈で、若い女性が若者に好意を抱き、
「あの人は私が目に付けたのだから手を出さないで」と他の女性に訴えたものです。
梅の実が大きくなって来ました。
ここにもシラン
花菱草
??
長くなりました・・・m(_ _)m。
では、(*^-^*)ノ~~マタネー
見出しは、今日出会ったキジ、近くにメスもいましたが・・・撮れませんでした。
田んぼに水が入って、川にいた鳥達の姿が増えました。
ムナグロです。
千鳥の仲間、シベリアあたりで繁殖して赤道付近の海岸で越冬します。
日本には春と秋の渡りの時期に姿を見せます。
ツグミとほぼ同じ体ですが、羽の長さが半端ありません。
ツグミが39センチに比べ、67センチもあります。
シベリアから赤道まで飛ぶのですから、そのくらいの翼は必要ですよね。
名前のムナグロはその姿からですが・・・これは夏羽
まだ冬羽の個体も・・・
ここで休憩して、繁殖のためにシベリアに向かいます。
次に会うのは、越冬のために赤道に向かう秋です。
田んぼには、こんなのも姿を現します。
ベニシジミ
困り者の、ナガミヒナゲシ
アヤメ
これは・・・花菖蒲かな?
シラン
桐
かぼちゃ?
チガヤ
まだ葉鞘に包まれた若い花穂は「ツバナ」といい、ほのかな甘味があるので、
昔の子供たちはよく摘んで生で食べたそうですが・・・
それもそうです。チガヤはサトウキビ(イネ科)と親戚なんです。
日ざしの強くなる頃、一面に白い穂を伸び立たせて風にそよぐ姿は、
万葉の時代から恋の歌や叙景に多く詠まれています。
萱(かや)や菅より短いので浅茅(あさぢ)と呼ばれ、万葉集にも27首登場します。
「 浅茅原 つばらつばらに 物思(ものも)へば
古りにし里し 思ほゆるかも 」 巻3-333 大伴旅人
( 心ゆくまま物思いに耽っていると、昔住んでいた明日香、あの浅茅が
一面に広がっていた我が故郷が懐かしく思われることよ )
都から遠く離れた九州大宰府に長官として赴任している旅人が、
チガヤが一面に咲いている景色を見て故郷の奈良を思い、
もう戻れないかと、ちょっと感傷的になっている歌です。
「 戯奴(わけ)がため 我が手もすまに 春の野に
抜ける茅花(つばな)ぞ 食(め)して肥えませ 」
巻8-1460 紀郎女(きのいらつめ)
( そなたのために私が手を休めずに春の野で抜き取った茅花(つばな)ですよ。
これをたんと召し上がってお太りなさい )
作者は大伴家持のお互いに心を許しあった歌友で、先輩官人、安貴王の妻で、かなり歳上の女性です。
この歌から、大伴家持はかなり痩せていたのでしょうか。
この歌を受けて、
「 我が君に 戯奴(わけ)は恋ふらし 賜(たば)りたる
茅花(つばな)を 食(は)めど いや瘦せに瘦す 」
巻8-1462 大伴家持
( 私はご主人さまに恋焦がれているようでございます。
頂戴した茅花をいくら食べても益々痩せるばかり)
と、面白おかしく、切り返しています。
もう一首、
「 君に似る 草と見しより 我が標めし
野山の浅茅 人な刈りそね 」 巻7-1347 作者未詳
( あの方に似る草と知った時から私が標縄を張った野山の浅茅です。
だからどなたも刈らないで下さい )
村の共同の草刈で、若い女性が若者に好意を抱き、
「あの人は私が目に付けたのだから手を出さないで」と他の女性に訴えたものです。
梅の実が大きくなって来ました。
ここにもシラン
花菱草
??
長くなりました・・・m(_ _)m。
では、(*^-^*)ノ~~マタネー