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映画『トータル・リコール(2012)』

2012-08-16 | ◆映画やDVDや◆
前作がガッツリと印象深いので今更リメイクもなぁと感じつつも
ケイトちゃん見たさに行って参りました。
『アベンジャーズ』はどうしてもキャプテンアメリカの出で立ちに
萎えてしまって手が出ませんでした。あうぅ。


Story:
大戦争によって荒廃した近未来の地球。
主人公クエイドは単調な日常に嫌気が差し、人工記憶を扱う
夢のREKALL社に赴く。
憧れのスパイを選択していよいよ記憶を植える事になったが、
施術開始と同時に謎の襲撃を受ける。
一般労働者のクエイドは何故か圧倒的なアクションで窮地を
脱したがその能力の高さに自分でも混乱してしまう。
更に帰宅後は妻、ローリーも自分を襲ってくる始末。
自分は一体何者なのか・・・。

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って、あらすじだけ書くと全く前作と骨子が同じですね。
夢を見ようとしたら宇宙海賊コブラの記憶を思い出した!を
どうしても思い出します。(´・ω・`)

本作は富裕層の住むブリテン連邦と労働者層の住むコロニーの二極。
人がそこしか住めない地球の荒廃ぶり。
でね、フォールと呼ばれるフリーフォールの様なエレベータの様な
乗り物で労働者は地球の反対側にあるブリテン連邦に行くのですよ!

某芸人さんが「ブラジルのみなさーん!聞こえますかあー!」って
やってるようなイメージ。

地球の核を越えると座席が反転するの。重力反転らしいです。
マントル辺りで燃えたり溶けたりしないのでしょうか。
(作中、このエレベータから外に出てしまうのですが・・・)

貧困層のコロニーはオーストラリアなんだけど、どう見ても
町並みがアジアンで、看板は漢字だらけ。たまにロシア語。
昔の香港や上海な雰囲気ですよね。
雨は降ってるし色合いもダークで『ブレードランナー』の様でした。

一転、ブリテン連邦の方は車が宙を飛んで行き交い、近未来的な
階層のビル群がパズルの様に組み並び、三方向移動ボックスの
エレベータなんぞあって『マイノリティ・リポート』の様でも
ありました。
おっと、同じ原作者だったのネ。

そして火星の話ではなかった・・・!びっくりした!


今回思った事。

・前作バーホーベン監督の持つ変態度は無かったデス
・今作ワイズマン監督の最大にして十八番の究極奥義、
 「俺の美しい嫁を美しく撮ったから見れ!」は今日も炸裂(嬉)
・火星のミュータントはいないのに、おっぱい3つ姐さんいた
・2 WEEKS!の、顔が割れるオバちゃんいた
・↑折角これでニヤリとするのにCMでネタばらしされた展開へ続く
・宣伝アホや・・・
・ケイトちゃんローリーの鬼嫁ぶり
・ローリーは前作リクター役も一緒になってる(?)のでしぶとい
・ロボットを増産してコロニーも侵略だぜ、コーヘーゲン
・すでに支配していそうなのに?(あまり隷属性は見えないけど)
・白いロボット警官群がトルーパーのよう
・ロボット増産だけど工場加工は労働者達によるアナログ(笑)
・折角の技術と科学力でのロボット増産だったら他の住めない
 土地を除染開拓する方が良くない?
・SF映画として見るよりはアクション映画だなあ
・エンドロール明けに何かあると最後まで粘ってしまったヨ
 (なんもなかった)
・前作も賛否両論だと思うけど(←アタイはB級臭がして好きだ)
 今作も別の意味で賛否が分かれそうです


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Cast:
ダグラス・クエイド/ハウザー→ コリン・ファレル、
ローリー→ ケイト・ベッキンセール、
メリーナ→ ジェシカ・ビール、
コーヘイゲン→ ブライアン・クランストン、
ハリー→ ボキーム・ウッドバイン、
マサイアス→ ビル・ナイ、(出番あれだけ?)
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コーヘイゲン、TOPに君臨してるのに超現場主義!(笑)
あとコリン・ファレルの眉の下がり具合が増加傾向。