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「小沢氏は矛盾」「誤解している」 首相支持閣僚が批判

2010-09-04 | Weblog
(朝日新聞) 2010年9月3日(金)

 民主党代表選で菅直人首相の支持を表明している閣僚らは3日午前の記者会見で、小沢一郎前幹事長の代表選公約に次々と批判の声を上げた。

 小沢氏が来年度予算編成での一律1割削減方針を「旧態依然」と批判していることに対し、前原誠司国土交通相は「今までの閣議、閣僚懇談会の経緯をご存じないのではないか。公共事業はマニフェストに沿って4年でやるべき削減を1年でやった」と反論した。野田佳彦財務相も「小沢氏は官僚主導と言うが、かなり誤解している」と述べた。

 小沢氏の主張に対しては、前原氏が「ひも付き補助金をなくすと言いながら、高速道路建設は国が(財源を)渡して後押しすると言う。新たなひも付き補助金をつくることで、矛盾している」と批判。野田佳彦財務相も「子ども手当の月額2万6千円(の満額支給)。一方で所得税減税にも触れているが、どう財源を確保するのか」と述べ、財源に懸念を示した。

 一方、玄葉光一郎公務員制度改革担当相(党政策調査会長)は、小沢氏の政調廃止論について「非常に残念。十分な機能を発揮させる自信がある」と強調した。

 小沢氏が普天間問題をめぐって米国と再交渉する考えを示したことについて、北沢俊美防衛相は「普天間の危険性除去という短期的な問題と、米海兵隊の過重駐留という中長期的な問題を混在させている」と指摘。前原氏も「具体論なく言うのは、鳩山由紀夫前首相が苦しんだ10カ月は一体なんだったのかということになりかねない。代表選に勝ったら首相になる人がそういう対応でいいのか」と、強く批判した。
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