ひな祭りはなんだかうれしい。
母の作った立ち雛、頂き物のお雛様たち。
そうそう、私が作った陶芸のお雛様がもうすぐ焼きあがる。
残念ながら、
自分が欲しいと思った重厚なお雛様を持っていない。
いつかは欲しいなぁ。私のお雛様。
なぜか、ひな祭りはおすしを作る。
88才になる母が、懐かしげに語るひな祭り。
お雛様のお道具をほんとうに使ったご馳走。
小さなお重箱に詰めて、ご近所にばら寿司を配ったそうな。
そのときには、お重の上に袱紗を置き、
きれいな風呂敷に包んだそうな。
配るときの礼儀も決まっていたそうな。
今は失いつつある風習。
夫の実家は、
地元ではおいしいと評判のお寿司屋さん。
義母に教えてもらったお酢の配合を
自分なりに変えて作っています。
お酢の味は、醸造元によって味が違います。
お塩や、砂糖の加減を自分なりに変えます。
私のすし酢
酢400CC 砂糖320g 塩85g いの一番か味の素少々
これをお鍋に入れて、煮溶かします。砂糖と塩が消えてグラリとくる前に火を止めます。お酢の容器を洗わず取っておき、そこに入れて保存します。腐りません。
使用量 お米1合に対し30CCで丁度よい加減になります。
作っておくと便利です。