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その街にはまだヒカリが身近に存在していました。
傷つくことも苦しいことも日常に起こっていましたが、その根底に脈々と流れるやさしい水源のようなものを、わたしはたしかに感じたのです。
それはまだ日本ではあまり見かけられないものでした。
その水源こそが、わたしの力の源である事に気づいたのはそれからすぐのことです。
旅の日々のなか、わたしに響いてきた言葉。
この水源は世界のどこにいても存在しうるもの。
遠い異国に戻っても、心静かにこの水源を求めなさい。
やがて、心は水源とつながり、そこからあふれてくるものが不思議な物語を生むからと。
本当のところはよくわかりませんが、今のわたしにはその水源が心の指標となっているのです。
これからの日々、水源からあふれてくるものを丁寧に書きとめていこうと思っているのです。