プレタイトルでは武田信玄や甲州軍学について説明していましたが
武田信玄どころか武田家家臣の誰一人として登場しませんでした。
そういえば、「利家とまつ」や「信長」にも武田信玄の名前は出てきても
その姿を見せませんでしたね。
う~む、NHKは“武田信玄”を登場させたくないのでしょうか?
おそらく中井貴一さんが武田信玄を演じたのが最後の姿だと思います。
そして何故か、三方ヶ原の戦いもナレーターのみでした。家康すら出てきませんでした。
今回の話は信玄との戦いがメインではなくて
「信玄に怯える庶民の姿」
をメインに描きたかったのですねぇ。一本取られました。
それよりも今回、一番大活躍したのは足利義昭でしょう。
一豊と六平太とのやり取りも良かったのですが、MVPはやっぱり足利義昭!
山内家の為を思っての六平太の行為と
一豊のまっすぐなまでの信念のすれ違い。
良いシーンだったのですけどね。
オイシイところは義昭が全て持って行っちゃいました!
今回のタイトルは「信玄の影」というよりは「義昭無念!」とか「有頂天ホテル崩壊」といった方が琉河的には良かったなぁ。
そして、せっかくなので友情出演で香取慎吾さんも登場させましょう。
この際、西村雅彦さんも登場させて長年のわだかまりを解かしてあげましょうよ。
それにしても三谷さんの足利義昭は本当に絶妙でした。
なんで光秀とのシーンでつまづいて転ぶんですか?そんな小ネタまで用意してたんですね、三谷さん。
信玄逝去の知らせを聞いての
「うん、エッ!」
というベタベタな一人コントも絶妙でした。最後までコメディタッチな将軍様、お疲れ様でした。
しかし、今回のお話を見て
義昭はあの場で処刑されてしまった、と勘違いしてしまう視聴者の方も多そうですね。
きちんと「義昭は京から追放された」というナレーションを入れてあげた方が親切だったと思います。
来週は小谷落城ですか。例の「金のしゃれこうべ」イベントも発生する様子ですね。
浅井長政よ、その“武士”の生き様、とくと拝見させていただきます!
一時のブームは去り、次々と終焉を迎えていく新撰組マンガの中で未だに連載を続けている「ひなたの狼」の第4巻が発売されました。
この巻では「佐々木愛次郎事件」~「八月十八日の政変」までを取り扱っています。ここに来て一気に展開のスピードが早くなりました。
予告によると次巻で一段落予定となっています。
このペースで行けば、芹沢一派粛清で第一部完となりそうです。
その後、無事連載が続くのか、それともお流れになってしまうのか!?
本誌を読んでいない琉河には全く予想がつきません。
この巻では、「八月十八日の政変」に関係している人物が多く登場しています。
追加キャスティングしましたので、興味のある方はご覧下さい。
《新撰組・近藤派》
土方歳三:藤木直人
近藤勇:上川隆也
沖田総司:森山未來
山南啓助:城島茂
斉藤一:速水もこみち
原田左之助:成宮寛貴
永倉新八:小沢征悦
藤堂平助:小池徹平
井上源三郎:高橋克実
山崎烝:佐々木蔵之介
島田魁:松重豊
《新撰組・芹沢派》
芹沢鴨:渡辺謙
お梅:高島礼子
新見錦:鶴見辰吾
平山五郎:本宮泰風
佐伯又三郎(死亡):豊原功補
《新撰組・平隊士》
佐々木愛次郎(死亡):田中聖
楠小十郎:塚本高史
《幕府役人》
山岡鉄太郎:堤真一
鵜殿鳩翁:大滝秀治
佐々木只三郎:的場浩二
清河八郎(死亡):西村雅彦
内山彦五郎:西岡徳馬
《会津藩》
松平容保:真田広之
手代木直右衛門:本田博太郎
秋月悌次郎:小日向文世
広沢富次郎:西田健
《長州藩》
桂小五郎:HYDE
幾松:川本真琴
高杉晋作:オダギリジョー
久坂玄瑞:小栗旬
益田弾正:尾美としのり
《薩摩藩》
大久保一蔵:内藤剛志
高崎左太郎:古本新之輔
《朝廷》
中川宮:佐野史郎
三条実美:市川染五郎
《その他》
沖田ミツ:YUKI
土方為二郎:榎木孝明
熊川熊次郎(死亡):KONISHIKI
あぐり(佐々木愛次郎の恋人)(死亡):前田亜季
坂本龍馬:浅野忠信
八木源之丞:柄本明
真木和泉:山崎努
青文字の部分が今回、追加・修正した配役です。
とりあえず連載終了のことも考えて、大物俳優を多くキャスティングしました。
世の流れには逆らえずに「ひなたの狼」もひっそりと終焉を迎えてしまうのでしょうか?次巻の次第によっては変更するかもしれません。
それでは、また次巻にお会いしましょう。
※『ひなたの狼』は新刊が出る度に更新していきます。