そろそろタイトル替えもネタ切れですかね。前回のサブタイトルとして「清盛、太政大臣やめるってよ」にしようと思ったのですが、既にたくさんの人が言ってそうなのでやめました。
今回のサブタイトルも「清盛、9.3%の宴」にしようと思いましたが、あまりにも可哀想になってきたのでやめました。もう洒落にならないでしょうに、この数字。篤姫では高視聴率を声高々に叫んできたのに、今年はこの有り様。関係者は冷や汗ものでしょう。
で、本題。
伊豆の場面(頼朝パートというべきか)では峰竜太と福田さんは登場せず。
峰竜太はあれだな。声だけ聴くと、どうしてもスーツ姿で和田アキ子の隣で司会進行している姿しか思い浮かばない。ある意味、峰さんが伊東役で良かったかもしれませんね。これが夏八木勲さん辺りだったら、軽妙さがなくなって、本当に沈んだ気持ちのままドラマが終わってしまいますし。(皮肉だよ!)
そんなこんながありまして、頼朝が呆けてました。まあそんなものでしょう。
京では清盛が名誉職であった太政大臣をわずか3か月で辞任。
この時、清盛50歳。
とても若いです。息子や弟と同世代と言われても違和感がありません。
20歳近く年下の北条時政の方が老けて見えるのもきっとスタッフの演出なのです。
決してスタッフの手落ちではないのです!
清盛を敢えて若く見せることで、モノノケの血がただ物でないことを強調しようとしているのです!
…はい、一応褒めておきましたよ。
で、今回初登場した、清盛の末の弟である忠度。
熊野で生まれ育ったことを効果的に使ったつもりなのでしょう。それにしては登場が遅すぎる気もしますが…。
何だかポッと出の印象が強いのです。清盛一家はある程度、今のメンツで馴染んでしまっています。
その中で、また新キャラが。馴染むのに時間がかかりそう。
確かに忠度がいないと「平家物語」が物足りなく感じるのもまた事実。
都落ちのエピソードなど話題に事欠かない人物ですし。
でも、このタイミングに出すにしても、今までの説明不足の感が。
以前から少しずつ、存在くらいは仄めかしておいた方が良かった気もしますがね。しかも、ポッと出す手段を逆手にとって
「こんな弟いたか?」
と清盛に言わせるのは脚本家の逃げのような感じがします。
別に頼朝や義経みたいに戦で散り散りになったわけでもない。なのに、清盛が一門である忠度の存在を知らない!?
にわかに信じがたい。ウソつきです。
こういうところが不愉快なんだな。
都市伝説であるではないですか。
雪山で遭難した4人が山小屋にたどり着き、眠らないために四隅を順番に移動して次の人にタッチしてグルグル回るアレ。
忠度という存在はそこに突如現れる5人目みたいな感じなのです。
それでもって、松殿と九条は最初から負けフラグが立ち過ぎ。
なんだこの小悪党扱い。仮にも勢いは衰えたといえ、名門の意地があるでしょうに。
なんで清盛の生誕祭に行くのだ。しかも行く理由が嫌がらせ。
まだ若い(役者は松山さんより年上だが)とはいえ、摂関家なのに余裕なさすぎ。
清盛のキャラを立たせるために摂関家を貶めなければならないのは如何でしょうか。
特に松殿なんか数年後に直接対決するのだから、ここは敢えて「清盛の前に立ちふさがる旧時代を代表する大物」扱いにしてはどうでしょうか。
もう遅いのですが。こんな奴らだったら平家に負けて当然。
初登場の忠度は弟と言っても息子の年齢になりますね。調べてみたら忠度から見て甥の重盛や故・基盛より年が若い。全くそうは見えません。女性陣でも「この人は~の母親か?妻(姉妹)か?」と見分けが付かない事がありますね。登場人物が多いので毎回見ても混乱しそうです。
朗報です。来年のテレビ東京系の新春時代劇ですが「白虎隊」に決まりました。西郷頼母夫妻が主人公です。北大路さんはこの番組の最年長の主役かも?
ギリギリのタイミングでようやく決まりました。これで安心です。今回は決定がやけに遅かった気がしますね。ちょうど大河ドラマとのコラボですね。
摂関家兄弟については、おっしゃる通りで、なんか安っぽい敵役になってしまっているのは興ざめですよね~殿下乗合事件の描き方もどうなるんでしょうか。
「たまきはる」の健寿御前がしっかり登場したのはちょっと驚き(見直し)ましたが、八条女院は「家政婦のミタ」の隣のオバサンだったので、以仁王とのツーショットが、なんか息子を連れて隣に怒鳴りこんできたオバサンの感じにみえて可笑しかったです。
>配役の年齢のねじれが目立ちますね。
大河ドラマの宿命とはいえ、これは老けメイクで何とかなるはずなんですよね。白髪と目尻の皺、ほうれい線を入れるだけでもだいぶ違うのですが…。
松山さんが老けメイクを嫌がるとも思えないので、スタッフの演出ミスだと思います。
>朗報です。来年のテレビ東京系の新春時代劇ですが「白虎隊」に決まりました。
とりあえず、この枠が廃止にならなくて良かったです!
題材的に「八重の桜」を意識してるね~と勘繰られても仕方がないことですが、やはり正月に家族そろって観ることが出来るテーマとなると小難しい歴史ドラマよりも「ご存じ!お涙頂戴モノ」の方がウケるのかもしれませんよね。
当然、山本八重や中野竹子も登場することでしょうから今から配役が楽しみです。
>西郷頼母夫妻が主人公です。北大路さんはこの番組の最年長の主役かも?
この枠に北大路欣也さんというのも高橋英樹さんと並んで安心の配役ですね(笑)
大河ドラマでの西田敏行さんと良い勝負になりそうです。
西郷が主役ならば、8月18日の政変辺りから描かれるはずです。今は昔に日テレで放映された年末時代劇「白虎隊」ぐらいのスケールで描いてくれると嬉しいです。(キャストの豪華さは日テレには負けるでしょうが…)
>健寿御前がしっかり登場した
しれっと滋子に仕えていたので、私も驚きました。年齢的にスルーされても仕方がない人物だと思っていたので、嬉しいサプライズでした。ある意味、第3部はこの人が語り部を担っても良いような気がします(笑)
>八条女院は「家政婦のミタ」の隣のオバサン
佐藤仁美さんありきの八条女院ではないのか?と思いたくなるぐらい似合っていました。
金持ち、隣に住んでいる、嫌味、まさしく佐藤さんのために用意された役なのではないかと。
正直、美福門院よりも陰のあるキャラになると思っていたので驚きの連続です。
この賑やかしキャラなら二条帝存命時に登場していたらもっと面白かったのにと思っています。
「大河ドラマで時期によって俳優が違うと不都合が出るのではないか?」と思われますが、前もって前半と後半で主人公などの主要人物役の俳優が違う場合なら不都合がないと思いますが、病気やケガによって交代せざるを得ない場合だと、番組ポスターの作成・掲示や雑誌のインタビューに問題が出ますね(ただし、「俳優が変わると演技がぎこちなくなる」と言う意見もある)。幸い最近10年ほどでは病気やケガで降板する俳優はいません。
平清盛は「北風路線」だと思います。この北風路線が記録的低視聴率になっていると思うんです。大河ドラマで北風路線の作品はおおむね視聴率が低い傾向です。最近の民放のドラマでも北風路線の番組が多いと思いませんか?
「水戸黄門」は末期になると番組予算を抑えられたと言われています。現に御隠居一行以外で「名前がある登場人物」の数が少なくなっていました。スポンサーの社名変更(ちょうどリーマン・ショックの時と一致)あたりから、番組打ち切りを模索していたのかも。
平清盛では若手俳優が多いのですがこれはギャラの節約でしょうか?毎年の傾向でありますが、今回ベテラン俳優が前半で多く退場したのもそのためかも?
もしも、大河ドラマで「視聴率5%」と言う状態になったら、朝の特撮番組より低い事になるので「大河ドラマは特撮より質が劣る」事になります。もしかすると既にそう言われているかもしれません。
ただ、来年の場合は東北地域(福島県)の視聴率がバロメーターになると思います。東北地域が高ければ関東・関西地域が低くなっても悲観する事はないです。
平家一門が多数登場する中で、誰もが知る若手俳優がそんなにいないことは配役ミスだと思います。特に年配の方は役名と役者が一致しないことが多いのでは?誰が誰を演じているのか分からないとドラマを見る楽しみも半減すると思います。
もう少し、キャストにお金をかけても良かったと思います。
>最近の民放のドラマでも北風路線の番組が多いと思いませんか?
視聴者が置いてけぼりを喰らうこともありますよね。私は10月から始まる「相棒」を待つばかりです。
10-12月期のドラマは私も期待しております。
今年はドラマの視聴率が朝ドラ以外は全体的に低水準なので、「(民放局)ドラマ総崩れの年」になりそうな感じです。民放では7-9月期が極端に低いのですが、これは五輪の影響もありますね。
この間終わった「浪速少年探偵団」の最終回の視聴率は、「TBS月曜20時台」のドラマとしては歴代最低ではないでしょうか?水戸黄門でも5%を割った事は多分ないです。
>確かに女性週刊誌での「好意的な平清盛記事」が少ないですね。
単に役者に魅力が無いだけかと思いましたが、なるほどドラマ自体に人気が無いから、とも言えそうですね。とすれば、このドラマは一体どの層に支持されているのでしょうか。不思議です(笑)
>「浪速少年探偵団」の最終回の視聴率は、「TBS月曜20時台」のドラマとしては歴代最低ではないでしょうか?
フジの東野圭吾ドラマも視聴率は惨敗でした。原作者のネームバリューに頼り過ぎた結果とも言えそうですね。やはりマンネリは大敵ですね。
10月期は「相棒」に加え「大奥」も期待しています。