前回、柴田勝家と対立し、勝手に北陸の陣中から引き上げてしまった
羽柴秀吉の勘気を避ける冴えた知略が炸裂した回でした。
猿楽師を利用してのこの作戦。
この人たちが安土で、しかも信長の前でこの様を
何もしゃべらなかったらどうするつもりだったのでしょうか?
かつて高視聴率をたたき出した大河ドラマ「秀吉」では、
このエピソードをどのようにして切り抜けたことになっているのでしょうか?
そして、何の前触れもなく松永久秀の謀反が勃発!!
えっ、秀吉謀反の話はもうこれでお終いかい!
そりゃ驚きます。
前回にあれほど、伏線を張っていた秀吉の戦線離脱の話がもう終わってしまったからです。
信長、許すの早すぎ!
時間が押していたとしか考えられないこの展開!!
そして、また出た焼き討ちの話!
大石さんは「焼き討ち」という単語にこだわっているとみた
そして比叡山焼き討ちと同じような展開にしてしまった今回!
比叡山の焼き討ちは悲劇的な話として描くことはアリですが、
松永弾正自爆事件を“戦争の悲劇”として描くのは???な展開。
どうせやるなら、役者も揃ったことだし、唐沢寿明や江口洋介も出演させて
白い巨塔のパロディでもやってくれた方が余程、面白かったのに。
そして大河内教授の出番もさっさと終わってしまい、
話は秀吉の中国平定戦の話へ。
いくらなんでも展開が早すぎだろう
松永弾正の話は要らなかったのではないでしょうか?
大石さんのマッチポンプぶりに拍手
描くならしっかり描いてくれ~~
そのやっつけ仕事みたいな合戦シーンはなんじゃい?
松永弾正なんて山内一豊とそんなに関係ないのだから
スルーしても良かったのに。
下手に予告シーンを入れてくれたおかげで下手な期待をしてしまいました。合掌。。
長篠の戦いの回でろくな合戦シーンも無かったのに
「斬新な描き方だなぁ」
と思ってしまったアノ頃の純真だった私を返せ
そしてテロップで流れた
「1575年 播磨」
いつの間に話が遡ってしまったのでしょうか?ププッ!
ちょっと意地悪な挙げ足取りをしてしまいましたので仕切り直し。
中国平定戦のキーパーソンとして黒田官兵衛が登場。
しかも来週、彼のメインイベントが!!
織田方を裏切った別所家、そして毛利一族との決戦。
どこまで調略シーンや合戦シーンを描くのでしょうか。
これは物語の本筋なので、楽しみしています。
来週、荒木村重の謀反を描くそうですが、
今回の事もあるので、期待しておくのは止めておきます。
どうでもいいですが、ベンガル出すなら高田純次も出せよ、と思ったのは私だけ
やはり、今年のようにバカ騒ぎなのでしょうけどねぇー。ですが、当時の秀吉は、物凄く熱演されていたので、思い出しますね。
信長はここ最近、顔つきもエキセントリックになっていますね。目をひん剥いてセリフをしゃべっていますから。
>功名が辻は、根本的に「人と人が殺しあうこと」を追求しているようですね
そういった視点で見れば、松永弾正謀反の描き方もこれでアリかも。でも合戦シーンも、もう少し見たかったです。残念。
「秀吉」は竹中直人さんのパワフルな演技が印象に残っています。あの、つばが飛びまくっている台詞回しに圧倒されましたよ。
>信長、許すの早すぎ
これはワタシも思いました。
おいおいもう許すのか?って。
松永弾正、出番は少なかったのに
すごい存在感でしたね(苦笑)
あまり大河では取り上げられない
ことが多いからでツウにはたまらな
かったのでは?と。
当方のTBURLは
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/bluestar1719/diary/200605070001/804e7/
>松永弾正、出番は少なかったのにすごい存在感でしたね(苦笑)
存在感だけはありましたね、あのジイサン。
なのに出番があれだけというのは勿体無い
松永弾正が主役になる日はまだまだ遠そうです。