必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

祝!打倒、緒形拳『セーラー服と機関銃』

2006-11-25 00:13:38 | 苦情お断りの独り言

高校デビューを通り越して組長デビューしてしまった女の子の物語。
セーラー服と機関銃」が遂に最終回。

普段は文才が無いのでドラマレビューはしない琉河ですが、
この主題歌はカラオケで毎回歌う曲なので何かの縁だと思い、
最終回だけレビューを。

とりあえず、三大寺『緒形拳を倒す事が出来ました
おめでとうございます

てっきり、映画と同じように娘のマユミに射殺されるかと思っていましたが、自決ですか。ちょっと格好よすぎではないか?さすがは特別出演なだけあります。
本当に「格好つけた死に方」をしたのは
佐久間じゃなくて緒形拳ですよ星泉さん。
でも死んでくれて良かったわ。

後はやはり黒木刑事か。こいつも死んでくれて良かった。
本田博太郎と中野英雄が生き残ってしまったのは残念でしたが、末路は決まったようなものなのでとりあえずOK!
そして神業を繰り出したのは森廉!
さすがは織田裕二の弟役!お金がないので極道に入ったかいがありましたね。
良くやってくれました!

・・・で、アレはどうなったんだい?
アレですよ、あのセリフ
「カイカン!」
正直、肩透かしを喰らった気分でした。
ま~ね、オリジナル性を出したかったというところでしょうか。
でもさ、この物語って
銃乱射→「カイカン!」
というシーン以外見所あるのかい?

後は不毛に人がバタバタ死んでいくだけの話だろうが!
そしてラストに佐久間が折角、映画と同じように渡瀬恒彦エンドを迎えてくれたのに「初めてのキスは中年のオッサンに・・・」
というシーンもありませんでした。
当然、町で闊歩しながら銃を撃つ真似して(完)
という展開にもならず。

・・・とラストを見ていたら、
この風景、
星泉の立ち位置
そして、振り返ると・・・

キター!

死んだ人たちが横並び。
これって「愛という名のもとに」のラストと同じではありませんか
思わず、チョロ(中野英雄)の姿を探してしまいましたよ。

まあ、ガンバレ星泉。
視聴率は15%ぐらい(クライマックスですから)はいくんじゃないか。

最後に一言
あの佐久間の死体シーンに登場した刑事は平田満じゃなくて斉藤洋介を起用すべきだよな~と思ったのは私だけ!?

あ~いした~ おとこたち~を
思い出にかえて~
いつの日にか~ 僕のことを~
思い出すがいい~
-完-