大井川は、静岡県静岡市と山梨県南アルプス市・早川町の境にある間ノ岳にその源を発し、幾つもの渓流を合わせながら、静岡県島田市・金谷町で山峡の地を離れ、以後、島田市、藤枝市、金谷町を南に流下し、大井川町、吉田町にて駿河湾に注いでいる流域面積1,280km2、流路延長168kmの急流河川である。
通常は平野部で蛇行が起きることが多いが、大井川の場合は中流の山地部で蛇行が起きている。これは大井川が流れている赤石山地の隆起が激しく、川の流路が地質構造によって影響されているためで、このようなものを「穿入蛇行(かんにゅうだこう)」といい、通常の平野にできる自由蛇行と区別している。
この地域は、全国的に知られている銘茶「川根茶」の産地でもあり、お茶に代表される農業が産業の中心となっている。
通常は平野部で蛇行が起きることが多いが、大井川の場合は中流の山地部で蛇行が起きている。これは大井川が流れている赤石山地の隆起が激しく、川の流路が地質構造によって影響されているためで、このようなものを「穿入蛇行(かんにゅうだこう)」といい、通常の平野にできる自由蛇行と区別している。
この地域は、全国的に知られている銘茶「川根茶」の産地でもあり、お茶に代表される農業が産業の中心となっている。