Terra Australis Incognita “未知の南の土地” （from Top-End to Red-Center） を飛ぶ - (21)

アマデウス湖(Lake Amadeus)は、長さ18km、幅10kmに及ぶ、ノーザンテリトリー最大の塩湖である。



異様なシーンが目の前に連続する、その大きさに息をのむ。



乾燥地域にあるので湖面は通常は塩の結晶で覆われているが、雨期には湖水は、東方のフィンク川(Finke River)へと流れていく。

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その正体は、

ノーザンテリトリーの南西部にある巨大な塩湖、

“アマデウス湖”である。


ウルル（エアーズロック）の北に 位置し、時折完全に干上がることもあるという。




オーストラリア大陸には、このような塩湖が、砂漠の真ん中に点在する。

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視界に広がる、なんとも不可思議な風景、


初めて目にするこの奇妙な光景に圧倒される。

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延々と続く、赤土の大地の彼方に、「湾」と思えるような白い輪郭線が視界に入った。

飛行時間を考えても、海が見えるはずはない。

湖が光を反射して、真っ白に見えるのだろうか。


機はどんどん正体不明の「白い領域」へと接近する。